新ドラマ「SPELL」〜緑の猿の逆襲〜の逆襲！？ ：ドラマ寸評
11/24（日）から始まった新ドラマ
『寺西一浩ミステリー「ＳＰＥＬＬ」緑の猿の逆襲』
のっけからやられましたｗ
情報不足でしたが、なんとこの作品第3作目です！
第１弾、第２弾は去年映画公開されていたのです！
映画『SPELL～呪われたら、終わり～』第１章予告＜2023年10月27日公開＞
映画『SPELL～呪われたら、終わり～第2章』予告編
そして今回の「緑の猿の逆襲」が第３弾になるようです
オープニングは病院の受付
美術さんがいない為、飾りは受付時間の表記などの張り紙２枚！？という超経済的な受付シーン
元NMB48の梅山恋和さん（看護師；まりあ役）が可愛いです
そんな彼女の肩に不気味な”緑の手”
ホラーっぽいオープニングですね〜
そこから猿の悲鳴をSEにメインタイトル
ここです！
気になったのはメインタイトル「SPELL」のあとの「３」の文字
なんじゃこりゃ？と思い調べると上記作品が出てきました
そうです
今回の作品は映画２作に続く、続編
だから”逆襲”なんですね
そして本編がスタート
場面は厚生労働大臣・西岡（長谷直美）の邸宅
人物紹介が終わったと思ったら、いきなり娘の孝子（久田莉子）に乗り移っていた悪霊（紅ゆずる）が、なんやかんやの末、主人公の霊能力者；馬飼野俊平（寺西優真）に襲いかかる！
というホラーっぽい場面で暗転
そして気がつくと病院のベッドで寝ている俊平
しかしベッドに付けられたネームタグは、何故か「遠藤潤紀」という知らない名前
この名前、実は西岡大臣の政治塾の生徒の一人で、孝子の恋人と紹介された男（井澤巧麻）の名前なのだが、１回見たくらいでは気が付かないでしょう
ここからが説明がめんどくさい設定になっております
★霊能力者・馬飼野俊平（寺西優真）と政治塾塾生・遠藤潤紀（井澤巧麻）が入れ替わってしまった設定
★元俊平（寺西優真）は、遠藤潤紀として病院に入院。理由はひき逃げによる事故のためと言っているが、外傷は全く無い。それなのに看護師は全く疑問に思っている様子は無い
★俊平の家族や知り合いも入れ替わっていると信じている
元俊平・寺西優真が病院を抜け出し、家に帰るが祖父（大村崑）も気が付かないばかりか、横にいる元遠藤潤紀（井澤巧麻）を完全に俊平として扱っている
ちなみに、そんな見知らぬ男が訪ねてきても家の中に入れたまま、皆が皆去っていってしまうという防犯意識の欠片もない行動を取るのは、このドラマ特有のクオリティですので気にしないでくださいｗ
さらに…
テレビ局員のユキ（葉月みなみ）と雑誌記者の亜紀（比奈本しおん）は、なぜか遠藤潤紀の姿をしている（設定）が馬飼野俊平だと信じている
理由は声だったり、知っている出来事だったりするが、それ以前に何故入れ替わりを知っていて、それに疑問を持つのかが疑問だったりする
この無理やり感たっぷりの設定を言葉足らずで映像化されているため
ドラマを見ていると道に迷うこと間違いなしですｗ
こうなるとドラマのテーマは
入れ替わりを何とかもとに戻すのがテーマっぽいですが
たぶん違いますｗ
猿の呪いがまだ未解決のままです！
第１話では猿の呪いで入れ替わってしまったのか、それとも他の何かの力によって入れ替わっているのか
いろいろと不明だらけです
さらに第１話の最後では謎の新興宗教・緑光会というのが登場
ストーリーはますます混沌へと突入していきます
考察系を意識しているのか、サスペンスホラーを目指しているのか
今のところ謎だらけです
もしかしたら映画版となる第１作、２作を見ていればしっくり来るのかもしれませんが、たぶん見ていても迷子になるような気がしますｗ
ちなみに今回のドラマは全４話
わずか４話でこの混乱極まる話をまとめることが出来るのか！
要注目です
興味を持った困ったちゃんに優しいTVerで見逃し配信中
【ドラマこぼれ話】
劇中の「銀座あゆみクリニック」は実在するクリニック
医者役で出演の増田あゆみさんは本物のお医者さんのようです
ちなみに前作の「東京ヌードル」では近所のクリーニング屋さんという設定で何故かラーメン対決の審査員してましたね
そしてドラマのカギを握る？謎の新興宗教・緑光会の総帥役のGODこと徳川総司令官
実はこのドラマシリーズのカギを握る重要人物であり謎な人物です
かつてTOKYO MX TVで「GODドクター」という伝説的なドラマに主演もしておりました
謎が謎を呼ぶドラマ「SPELL」
まぁドラマよりもその裏側が気になってしょうがないドラマですｗ