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【読書記録】がんばらないことをがんばるって決めた。/考えるOL 著
おはようございます。
本日で42冊目の読書記録やっていきます!
今回は、『がんばらないことをがんばるって決めた。/考えるOL 著』についてです。
なぜ、この本を選んだか?
適応障害になり、3ヶ月半。
やっと、復職します。
復職後気をつけるべきは、まさに頑張らないことです。
頑張らずに長期戦をすることこそが、自分の使命だと思っています。
この本でがんばらない力を磨きたいと思い、この本を手に取りました。
どんな本?
この本は4章で構成されています。
第1章 がんばりすぎない仕事との付き合い方
第2章 夢と憧れの手放し方
第3章 ごきげんな日常の歩き方
第4章 自分と他人の見つめ方
著者も入社して一年半でうつ病になり、休職したそうです。
自分の体験ともかぶるので、どの言葉も自分に刺さりました。
他人より、自分のことを大切にするという当たり前で大切なことを思い出させてくれます。
それでは、この本の中で特に、がんばらないことをがんばろうと思えたポイントを紹介していきたいと思います。
ポイント① ただ生きてるだけで人類みな100点満点
適応障害になった際は、本当に自己肯定感が下がります。
自分がこの仕事を任されたのに、期待に応えることができなくて、迷惑をかけてしまった。
自分じゃ無ければ・・・。
自分は本当にたいしたことない。
自分の価値はない。
こんな感じです。
でも、本当は生きているだけで、さらに会社に行くだけで100点満点なのだと思います。
働いていれば、税金だって払っているし、経済を回すことで、レジの人にも給料の一部になります。
しがない会社員だったとしても、誰かの役に立っているのです。
著者の書いている言葉はコチラです。
何かを生み出したり、世界に大きな影響を与えられたりしなくても、ただ生きるために消費しているだけでも、きっと誰かの生活を支えている一部になっているんだと思えて、ちょっとだけ誇らしい気持ちになれた。
生きているだけでエライ!
生きて働く事はもっとエライ!!
活躍して働く事はもっともっとエライ!!!
このような気持ちで働く事を考えようと思いました。
ポイント② 自分を甘やかす
僕は自分に厳しい方だと思います。
子どもの頃はあんなに自分に甘かったのに、大人になって厳しくなってしまいました。
そのせいで、休むのが下手だと思います。
著者はこんなルールで生きているのだそうです。
月曜日は週の始めだから自分に甘くていいし、
火曜日もあと4日勤務しないといけないから自分に甘くていいし、
水曜日もやっと週の半ばまで来たから自分に甘くていいし、
木曜日もあと2日がんばらないといけないから自分に甘くていいし、
金曜日も5日がんばったから自分に甘くていいルールで生きてます。
このルールいいですよね!
自分の人生観が変わるルールです。
世の中、ミスは許されないし、節約を求められるし、日本の将来は暗いものばかりです。
自分を甘やかそうと思います。
もちろん、人にも甘やかそうと思います。
でも、仕事のときは仮面をかぶるしかないか。。。
ポイント③ 咲ける場所を探しなさい
”置かれた場所で咲きなさい”
有名な言葉です。
しかし、著者の考えるOLさんはこの言葉は違うと言っています。
考えるOLさんは文字通り、考える事が得意なのに、行動で結果を出す営業職をやっていました。
頑張って行動するも、成果がでず、周りからの評価はどんどん下がるし、やる気も意欲もどんどん枯れていきました。
まさに負のループです。
一方で、Twitterを始めたところ、考えて、発信することで共感を生み、フォロワーがどんどん増えていったそうです。
置かれた場所で咲くという考え方は、自分に合っていればいいと思うのですが、場所が合ってないと咲かないのだなと思いました。
そのためには、自分のことを知る事が大事ですし、新たな環境に飛び込んでみることが大事だと思いました。
特に考えるOLさんは自分のスキ、キライがはっきりわかっているのだなと思いました。
自己分析はいつまでたっても大事ですね。
僕も自分のスキ・キライを明確に理解しようと思いました。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
考えるOLさん、たぶん20代半ばなのだと思うのですが、言葉や考え方がスゴいなと思いました。
10歳くらいは年が離れているのですが、学べることがとても多かったです。
また、牛丼が好きや、芸人の千鳥が好きなことや、ハーゲンダッツのアイスが好きなことまでもすべてが具体的で、共感しました。
そういった、ひとつひとつ自分の偏愛を考えてみようと思いました。
ではでは~。