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【読書記録】自分だけの強みが遊ぶように見つかる 適職の地図/土谷愛 著
おはようございます。
今回で66冊目の読書記録です。
今回紹介する本は、『自分だけの強みが遊ぶように見つかる 適職の地図/土谷愛 著』です。
なぜ、この本を選んだのか?
昨年から自己理解の本をいくつか読んできました。
上記2冊もいい本だったのですが、もっと自己理解をしたい気持ちがあり、こちらの本も手に取ることにしました。
どんな本?
ストーリー形式で、地図に自分の特性を埋めていくという、ワクワク感のあるワーク(ダジャレではありません!)をやっていくというものです。
とてもわかりやすく、面白かったです。
7章=7日間でやっていくというものです。
1日目/ゲームのエンディング(理想の未来)を決める
2日目/ステージ(やりたいこと)を選ぶ
3日目/基本スペック(資質の強み)を知る
4日目/じゅもん(後天性の強み)を把握する
5日目/アイテムリスト(資源の強み)をつくる
6日目/ゴール・中間地点・メインクエストを設定し、「適職の地図」をつくる
7日目/強み・敵・裏クエストを書き入れ、「適職の地図」を完成させる
それでは、この本から学ぶことができたポイントを紹介していきます。
ポイント① 理想の未来とは?
これは1日目のゲームのエンディングを決めるの部分での説明です。
僕は今まで理想の未来を決めないまま、歳を重ねてきました。
理想の未来とは何なのでしょうか?
この本によると、理想の未来は次のように定義づけされています。
理想の未来=手に入れたいもの+なりたい姿
理想の未来というと、漠然と考えがちですが、手に入れたいもの+なりたい姿を満たせば理想の未来が完成するのですね!
では、どうやって考えていくかというと、
価値観ランキングを作成する
手に入れたいものは何かを考える
なりたい姿を考える
1~3で出たものに対し、理想の未来ランキングを考える
この順番でワークを進めるといいのだそうです。
僕もやってみたのですが、次のようなランキングになりました。
専門的なスキルを持っている
優しい
自分に自信がある
周りにいい人たちで溢れている
快適な家に住んでいる
とても抽象的ですが、この5つが特に今の自分にとっての理想の未来のようです。
ポイント② やりたいこととは?
これは2日目/ステージ(やりたいこと)を選ぶの中の説明です。
やりたいこととは何なのでしょう?
この本では、このように定義づけされていました。
あなたのやりたいこと=あなたの「理想の未来」を実現するためにできること
今まで、やりたいことというと、やっていて楽しいことややりがいを感じられること、というようにしか考えていなかったのですが、どうやら違うようです。
また、補足でこのように書かれています。
もちろんその「やりたいこと」には「お金になるかどうか」「一生続くかどうか」「社会的に価値があるかどうか」は必須条件ではありません。
あなたの理想の未来につながるものでさえあれば、それはどんなことでも正真正銘あなたの「やりたいこと」です。
例をこの本では挙げています。
たとえば、庭付き住宅に住みたいというのが、理想の未来だった場合であれば、
節約
昇進
転職
副業
資産運用
どれもが、やりたいことになるそうです。
今まで、理想の未来が明確でなかった僕は、やりたいことがありませんでしたが、『専門的なスキルを持っている』という理想の未来を明確にすることで、やりたいことが増えると思いました。
僕の場合で言うと、
専門的なスキルで独立をするために節約・貯蓄をする
専門的なスキルを身につけられそうな講座を受ける
専門的なスキルについて、読書やネットで調べ物をする
知名度を上げるためにSNSをする
YouTubeでスキルアップのための学習をする
専門的なスキルを身に着けられそうな転職先に転職する など
理想の未来を実現するための手段である、
「やりたいこと」をやってみようと思いました。
ポイント③ 「夢が叶う地図」の5つの条件
これは6日目/ゴール・中間地点・メインクエストを設定し、「適職の地図」をつくるの内容です。
やりたいと思ったことをやってみたけれど、その結果自然消滅したことがあるのではないかと思います。
僕にも、もちろんあります。
この夢が叶う計画を立てるときに、5つの条件があるとこの本には書かれていました。
①「現在地」が明確である
②「ゴール」への道中に「中間地点」が設置されている
③中間地点にたどり着くまでに「やるべきこと」が明確である
④道中にどんな「危険」が待ち受けているのか、あらかじめ記されている
⑤「危険の回避方法」まで明示されている
この5つの条件を持っているといいそうです。
僕は何も考えず、思いつきで飛び込んでいました。
地図も持たずに、ジャングルに入っていくようなものでした。
その中でも「中間地点」を考えることは大事だと思います。
1週間後、1か月後、3か月後でどうなっていたいかを書いておくといいそうです。
3か月後のゴールのみを考えていると、目標が大きすぎるあまり、途中で挫折してしまう可能性が高まります。
このようなときは、まずは小さくはじめてみることが大事のようです。
※小さく始めることが重要なことが書かれている過去の記事です。
やりたいことの前には、すぐに取り掛かるのではなく、時間はかかるけれど、地図を作ってみるとよさそうだと思いました。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
自己分析の本って、本当に色んな方法や手順があるのだなと思いました。
多くの人が、やりたいことについてわからなくなるのも納得してしまいます。
その中でもこの本は比較的わかりやすい本だと思いました。
著者の方のWEBサイトもあり、その中に実際に『適職の地図』を書いた人の見本も掲載されていましたので、興味があればぜひ見てみてください。
ではでは~。