マツコロイド2
ゴールデン帯の番組欄を埋めつくし、MCとして淀みなく場を流し、時にはとろとろしたスタッフに愛の喝を入れたり、様々な表情を提供するマツコ。あの類のロボットは、青と白がトレードマークで4次元に繋がるポケットをもつ猫型のロボットと世代は近いだろう。マツコはタイムマシンで時空の旅行中に、何らかの時空の歪みで、この現代に迷い込んだのだろう。
迷い込んだマツコは現世の低次元の科学技術、そして私達のあまりの無知さにため息を漏らした。あらゆる分野の専門家と座談を行い、彼らに新たな発想を起こす糸口を与えるため、テレビスターになり、あと数年後には21世紀科学革命を起こす手はずを整えている。
実際マツコは数十年後に生まれる科学技術がふんだんに使われている。マツコの脳機関は8Gで未来の全能サーバーと超高速通信をすることで、あらゆる類の知識を0.01秒で引き出すことができ、マツコの肌は目に見えない無数の発電装置で出来ており、自身が発する熱を100%の効率で電気に変えることができるため充電の必要がない。1種の永久機関が完成している。