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運動イメージを持ち、運動パフォーマンスを上げる

運動は脳からスタートし、脳の指令で身体が動きます。
そして脳で記憶します。
自分の脳をどのように使いこなせるのかで結果や成果が変わってきます。
今回は脳と運動について紹介します。

【視覚から入る情報量は8割以上】


攻撃する場合やディフェンスする場合の情報の8割以上は目で視たものから入ってきます。
そして視覚から入った情報は脳で処理(イメージや判断)されます。
そのためよく視るということが重要になります。

【パンチやキックを強くするためのイメージをつくる】


パンチやキックを打つ際に、目標になる部分を点で凝視し、最後まで視点を外さずに、更に拳に当てるイメージをもって打ってみる。
それだけでミートして打てるため、当たりが強くなります。
そして深い位置を打ち抜くイメージで打つと更に強く当たります。
例えばサンドバッグにパンチを打つ場合に、まず当てる場所を点で凝視し、更にサンドバッグの20~30センチ奥を打つイメージで打ち抜きます。
それだけでかなり強いパンチが打てるようになります。
他にも足の母指球や体重を乗せる股関節、軸や腰の回転など全身各部位に意識とイメージができれば、パンチの精度、パワー、スピードの全てをアップすることができます。
大切なのは脳を使ってイメージしたり自分をコントロールしたりすることです。

【シャドーでは相手を想像する】


攻撃だけに偏っているうえに、自分に都合のよい攻撃ばかりするシャドーをする人が多いと思います。
相手を想像すれば自分の手数と同じくらい攻撃してくるだろうし、更に前後や左右にも動いてくるだろうし、それに合わせてディフェンス(防御、外し、見切り)や間合い(距離感、ステップ)なども必要になります。
そして相手をしっかりイメージできてないと、攻撃も得意なパターンに偏り、リズムも一定になってしまいます。
シャドーでは相手を想定したイメージがとても大切です。

今回は脳とイメージからレベルアップする方法の一部を紹介しました。
練習や戦いの中で記憶する、判断する、予測する、指令を出す、などは全て脳で処理されます。
そして試合中の恐怖心や興奮、練習に対するモチベーションなどの感情も全て脳から発生するものです。
そのため自分をコントロールするためには、意図的に脳をコントロールする必要があります。
また意図的に脳をコントロールする方法は紹介する予定です。
まずは意識とイメージについて試してみてください!

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