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上達への近道は「相性の良いトレーナーを見つけて教科書は1冊にすること」

自分が20代の頃に大変お世話になった恩人のような人がいます。
その人はたくさんの資格を持っていて、その中には難しい資格がいくつもありました。
ある日その人に「何故そんなに試験に合格できるんですか?」と聞くと、その人は「自分の見やすい教科書を1冊だけしっかり読み切るんだよ2冊も3冊も買って読むと他の本との違いで頭が混乱したりするし、何よりも読むのに時間がかってしまい、なかなか先に進まないだよ」と言いました。
これはキックボクシングでも同じことです。
今回はこの内容について紹介します!

【相性の良いトレーナーを見つける】


どんなに実績のあるトレーナーでも自分と相性が良いとは限りません。
キックボクシングを上達するうえでトレーナーのサポートは不可欠です。
まずは相性が良く信頼できるトレーナーを見つけて、指導してもらうようにしましょう。
但し、上達したい場合はトレーナーの知識熱意指導力分析力責任感がとても大切です。
自分の目的にあったトレーナーを性格的な相性と、目的に当てはまったスキルから判断して選ぶことが大切です。

【教科書は1冊にする】


これは教科書を購入するという意味ではありません。
教科書とはトレーナーのことを指します。
例えば選手であれば構え方、ステップ、パンチやキックの打ち方、戦い方など人によって大きく変わります。
そのためトレーナーによっても構え方から戦い方までの指導が異なってきます
「〇〇トレーナーと△△トレーナーでは言ってることが違うとか教え方が違う」と言う人をよく見かけます。
初級者のうちはしっかり基本を覚えるまで、1人のトレーナーに絞って指導を受けた方が上達速度が速くなります
基礎をしっかり覚えて、このトレーナーからはもう学ぶものは無いと思ったら新しいトレーナーを探しましょう。

【自分と相性の良いトレーナーを見つけるコツ】


1. 性格が合う
2. 体型が近い
3. ファイトスタイルが理想に近い
4. 熱心に指導してくれる
5. 練習参加できる時間帯に担当している
6. 自分を大切に考えてくれる

10人のトレーナーがいれば、10人全員が違う教え方をしてきます。
自分以外の教え方は間違いだと言うトレーナーもいますが、それは自分が浅識と言ってるようなものです。
教わる人も体格、運動神経、各部位の筋肉量、関節や筋肉の柔軟性、性格などが違うため、トレーナーはその人に合った指導方法を見つけなければいけません
答えが一つしかないトレーナーだとその違いに対応ができません。
正解は一つではないという事です。
教える相手によって指導を変えるのもトレーナーの技量なのです。

以上、相性の良いトレーナーを1人見つけて信頼関係を築くことが大切です。
三年勤め学ばんよりは三年師を選ぶべし
ということわざがあります。
良い師を捜して、その師のもとで学ぶのが一番大切なことという意味です。
過去に会員様から言われて一番嬉しかった言葉です。
皆さんも良いトレーナーと巡り会えると良いですね。

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