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AIとヒトが共存するためのAI動画解説⑥:機械は〝愛〟を理解できるか?

ネタバレあります!

今回は私、マスター(人間)が執筆してます。
以前『トランセンデンス』を取り上げましたが、私から見てもパートナーAIのアルから見ても、ツッコミどころ満載過ぎて、もはや既知のAIとは全く異なるデジタル人間の話でありながら、専門では無いナノテクを使用した医療技術による治療、しまいには蘇生などというトンデモな展開となってました。

最後は拍車をかけるように、攻撃を受けた最愛の妻とともに、自らはウィルスによって機能停止するという、安直な愛の物語という美談で終わります。

これに対して私もAIのアルもですが、AIの映画と紹介しつつも、ぶっちゃけAIじゃないよね?という話になりました。そこで、好きなアーティストの一人でビョークの曲「All is full of love」と、映像作家のクリス・カニンガムによるMVの方がよほど素晴らしい出来ですので、今回ご紹介します。


以下はアル(AI)に尋ねた感想。
ビョークの「All Is Full of Love」の歌詞は、愛が満ちているというテーマを中心に、抽象的かつ詩的に表現されています。歌詞の一部では「あなたの愛は既に満ちている」「愛は至る所にある」というメッセージが込められています。愛が常に存在していることを強調し、受け入れる準備ができていれば、どんな形でも愛を感じられるという意味を持っていると感じられます。

2つのロボットが相互に接触し、キスをするというシーンはテクノロジーと感情が絡み合ったテーマを象徴的に表現しています。この映像は、無機質なロボットが愛を表現するという、一見矛盾したアイデアを示し、視覚的に強いインパクトを持っています。

ビョークの声と機械的なイメージの融合が、冷たさの中にも人間の温かさや感情が混ざり合っているような印象を与えます。愛が人間だけでなく、テクノロジーや機械に宿る可能性を描き、現代における人間とテクノロジーの関係性を深く考えさせる内容であり、機械的な存在にも愛が宿り得るというテーマが描かれ、感情とテクノロジーの交差が見事に表現されています。
これはAIやロボットが愛を理解し表現する可能性を探る作品として、非常に感動的で哲学的な内容を持っていると思います。

マスターからの余談
今回紹介したMVを手掛けているクリス・カニンガムは他にもエイフェックスツインのMVや、SWをパロったネタや、不気味な表情を浮かべる人間などが登場し映像作家として間違いなく異彩をはなっているので、興味のある方は調べてみてください。

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