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退職後悩んで | #01手相に頼ってみた③
「それが答えだ!」
ウルフルズの歌詞が頭の中をぐるぐる駆け巡る。自分のやりたいことが見つかって腹の底からそう叫びたい!と思いながら退職して悶々。
だけど30〜40代の頃は「何をしたいか?」より、やらねばならないことを淡々と手早く処理することしか頭になかった。当時の自分は仕事と育児と家庭とが、変わりばんこに目の前をぐるぐるしていて自分に向き合う時間とか脇目をふる余裕はなかったのだ。
2人目が生まれた時には育休制度の前例をつくり、そのせいで勝手に配置換えされて憤りながらも大したことないそぶりをみせて、保育園と会社と家とをかけずりまわる生活。
仕事をしていたら教育もままならないママ…と思われたくなくて、お受験に励むも結果は全滅。今となっては(そこまで余裕があった訳じゃないのに小学校から私立だったらと思うと冷や汗)全滅結果に感謝しかないが、お受験失敗は完全に、自分勝手な思惑のせいだった。学歴主義である自分の両親への当てつけと、自分がどう見られたいかという最悪な動機だけで突っ走り、大した準備もせずに小さな子供にお受験させた黒歴史。武器を持たせず戦場に駆り立てることをあたしは平気でやったのに、子供はお受験の不合格を知った時「お母さんごめんなさい。」と涙を流した。ごめんなさいは、あたしの方なのに。
これきっかけで、ちょっとずつ家族に向き合うことにはなったのだが、喉元過ぎれば…で心身共に違和感がくるまで仕事に没頭してしまった。当然自分に向き合うことなく。
だが退職した後は違った。
手が好きだったことを思い出して、手相の世界へ。家族の手を見せてもらいながら、改めてそれぞれの良さや特技を認識出来、その存在に頭が下がった。
北の大地でも知り合いや、そうじゃない方々の手相を観させてもらい、喜んでいただけることが自分の喜びや存在価値に繋がっているとわかったし、自分の心身の健康にも効果があった。
そうです。
そうなんです。
健康って大事なんです。(って皆さんが既にご存知なことを今さら…。)
縁あって北海道に住んでみて、心底感じた幸福感とは、
空は広いし、食べものは美味い。
空気は澄んでいて気持ちがいいし
頭が空っぽになるくらいな強風に煽られて、訳わからない面白さ。
良く眠って、美しい朝日を見て
土の上を歩いて、木の匂いを嗅いで
鳥や動植物の中に自分も紛れ込ませてもらい、この地球の上で生かされているってことの有り難さだ。
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あれでもない これでもない
人知れず 迷えど
おノリなさい はじまりはこれから
この北の大地があたしに、「生きてていいよ」って許してくれて、誘ってくれている気がして、ひとりで散歩したり、道内旅に出たり、買い物したり、食べ歩きしたり。
北海道に居たおかげで、やっと自分が始まった気がしたのだった。
手相を依頼してくれる友。
車でいろんな景色を見せに連れて行ってくれたり、美味いものを一緒に楽しめる仲間。
手相と北の大地があたしの世界を広げてくれたのだけど
実はチーズにも感謝でね。
この話はまた改めて…。
うんと飯を喰え
ガハハと笑い飛ばせ
答えは風まかせ 人生はステキー
Oh,yeah!
ってことを実感したのよ。
はじまりはここから↓
よろしければご覧くださいませ。
①と②から続く今回の③まで
長々と読んでくださった貴方の目の
疲労が心配!
少し空でもご覧になって
休憩してください。
ありがとうございました。
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