病名がついてないだけ

こんにちは、くらげです🪼

規模は小さいものの、不特定多数の人の目に触れる可能性がある場所で、ネガティブなお話をしてよいものかとても迷いました。自分なりの答えや解決策がでているわけでもなく、なにか事例検討をするわけでもなく、ただただ生産性のない愚痴になってしまうからです。それでもなにか吐き出させてほしくて、書き留めておきたくて。日記にでも書けよって話なんですけど、日記にも書いていて、ぼちぼち溜まってきたのでここにまとめてみようと思います。
本音はいつでも消えたい、いつしんでもいい。でもしぬならなるべく苦しみたくない。わたしの寿命や健康、もし譲渡できるならどなたかにお渡ししたい。そんなスタンスで、自分で死ぬ勇気もないのでとりあえず生きています。

家庭環境は問題がなかったとは言えませんが、機能不全家族のなかではマシな方です。父がアルコール中毒で鬱持ち、母へのDVは日常。物心ついたときから家具や壁はボロボロ、常に父が暴れていて、兄も大きくなってからは父と喧嘩し、家の中では常に父の機嫌を伺う生活。父は途中から失職、再就職もうまくいかず、必然的に父が家にいる時間が増え家族間の衝突も激増、食卓でも布団でもお風呂でも、毎日泣いていました。母からの離婚申し出は父が拒否していましたが、わたしが小学校高学年の頃に別居開始、ほどなくして父は孤独死していました(本当に本当に最低ですが、亡くなったと聞いた時に喜んでしまった自分がいます。父も、だれかの大事な人で大事な家族なのに。それは本当に後悔してもしきれず、これからも一生後悔するんだろうし、許されないことです)。
その後はやや暴力的というか血の気の多い兄と、飲酒量が増えた母との3人暮らし。兄と母はあまり相性が良くないようでしょっちゅう大喧嘩、家も家具もボロボロで、わたしは息を殺して泣く日々。それでもなんとか仲良くやっていけるつもり、なんとか中を取り持とうとするもなかなかうまくいかず、わたしは就職して4年ほどでひとり暮らしのため実家を出ました。
それでもこうして大学を出て就職できて、無事にここまで育つことができたのは、紛れもなく3人のおかげです。記憶の始まりからずっと貧乏だったけど、おかげで貧乏生活が染み付いて薄給でもなんとか生きていけています。

友達には「優しいけど、ちょっと変わってるよね」と言われることが多いです。優しいかどうかはさておき、変わっているのはおおいに自覚があります…あえて斜に構えているつもりはなく、穿ったものの見方をするわけでもなく、単純に思考回路がおかしいんだろうと納得しています。
彼には「メンヘラだよね」と言われています。直そうと努力していますが、友達にはそれを言うと驚かれるので、友達にはあまりメンヘラらしいところを見せていなかったんでしょう。恋愛に関してだけメンヘラになるのか、もともとメンヘラ気質だったもののたまたま友達の前ではうまく取り繕えていたのか、今もわかりません。


なんとなく不安に駆られたり、なにかを思い出したりして、涙が止まらなくなることがあります。夜が多いですが、ふとした瞬間にいつでも訪れ、時間帯による変化や規則性はありません。
家はもちろん、通勤で自転車をこいでいるとき、電車の中とか、仕事で掃除の援助を行っているときなど、場所に一貫性もありません。
胸の真ん中のあたりがキュッと締め付けられるように苦しくなります。自分で何度か胸を叩いて、痛みで気を紛らわせようとします。頭が真っ白になるかんじはありますが、片隅ではぼんやりなにか考えることができて、大体「こわい」「どうしてこうなったんだろう」「誰にも迷惑かけたくない」「はやく消えたい」「ごめんなさい」とまあ、くその役にも立たないことでいっぱいいっぱいになっています。
死ぬと迷惑がかかるから消えたいと思う割に、生きていても結局迷惑をかけている自分に幻滅します。中途半端に苦しんで、泣く割になにか対策が打てるわけでもなく、意味のない1人反省会。反省しているかすら怪しいのです、なにも解決できないでモヤモヤした気持ちをぐちゃぐちゃと心の中で反芻するだけ。泣き腫らして頭痛が強くなって、なんとなく眠れずに徹夜で仕事に行く。目が腫れているから職場の人には心配かけて、その度に「ドラマ一気見しちゃって」「感動する映画見ちゃって」「話題の泣けるアニメみちゃって」と口から出まかせがスラスラでてくるから言い訳して。
仕事中はスイッチが入るのか、アドレナリンが出てるのか、奇跡なのか、理由は定かではありませんが、今のところ職場では迷惑かけずに過ごせていることだけが救いです。

思ったことは随時日記のアプリにメモしていて、見返してみたらほぼ毎日泣いていてびっくりしました。実家にいる時は家族に気を遣ってあまり大袈裟に泣いたり落ち込んだりしないよう努めていたので、一人暮らししてからそのあたりも含めて自由で良いなと思っています。


本当に鬱や不安障がいやパニック障がいなどなにかしらあるなら、過呼吸になったり、体調を崩したり、もっと辛い思いをするはずで、本当に「体を動かせない」ことを痛感するはずで。この程度で苦しいなんて、口が裂けても言えません。
ただちょっと泣きやすい、思い出しやすい、落ち込みやすい、不安になりやすい、些細なことを気にしやすい、人の機嫌に左右されがち。たしかにメンヘラと一言で片付けるにちょうどいい、かまってちゃんというか鬱陶しいというか。すさまじい自己嫌悪、どうして自分はこんなに不出来なんだろうと悔しくて情けなくて、それでも一緒にいてくれる友人や彼や職場の人にも申し訳なくて。それすら「もしかしたらこれって自己憐憫なんじゃないか、気持ち悪い」と思ってどんどん自分の首を絞めています。

ネットで検索して、○○診断やセルフチェックをして。だいたいうつとか適応障がいとかはひっかかって、「医師の診断を受けましょう」って答えで、でもこの程度で受診するなんて烏滸がましくて申し訳なくてできない。自分と似たようなことで悩んでいる人をみつけて、すこし安心したりして。某質問サイトで、メンタルを強くする方法とか、メンヘラを治す方法とかの質問を見て、回答に一喜一憂して、挙句気になるカテゴリの質問は上から順に読んでいったりして。関連する質問もたくさん見て、いろんなブログも見て、最後は自分がいったい何を調べたかったのかわからなくなっておわるんです。自分と似た悩みを探しているのか、答えが気に入らなくて受け入れずに次の答えを探しているのか、なにかの方法を探しているのか(例えばコーチングとか、ジャーナリングとか、何かしらの手順を踏みたいのか)、だんだんと占いなどスピリチュアルな内容にも触れてきて、ツインレイに出会ってないからとか星の巡りが悪くてとか言い訳になりそうなことを探して。

暇さえあればiPhoneでそんなことばかりぐるぐるとみて、やれ仕事であれがうまくいかなかったとか、友達のSNSがキラキラしてるとか、彼から返信がないとか、次の予定がなくなったとか、どうせもう自分には飽きたんだろうとか、新しい悩みを見つけては同じことの繰り返し。
連絡も支払いも調べ物もゲームも写真も読書も、なんでもiPhoneでできてしまうからこそ、手放せなくて、どれに依存しているのか分かりません。ひとむかし前は『若者のスマホ依存』なんて社会現象にもなりましたが、彼らは一体スマホのなにに依存していたんでしょうか。

泣いてぐるぐる考えて眠れず、市販の睡眠薬に頼り、それでもうまく眠れずお金もない。睡眠薬ってすごく高いんですね、本当にびっくりしました。似たような成分の安価な薬を調べて購入、過剰服薬しても、当たり前のように快適な睡眠はできませんでした。 
幸い仕事で夜勤があるので、夜勤明けに眠ることができています。崩れた睡眠のリズムを夜勤で取り戻して、また崩す。朝は欠食、夕食はオートミール、唯一まともに食べている昼食は職場で提供される給食。友達や彼氏と外出すれば飲食店で済ませていて、よくこれで無事倒れずにやれているもんです。睡眠も食事もボロボロ、メンタルもガタガタ、それでも健康診断は異常なし。異常なしだからこそ、こんな程度で悩んだり苦しんだりしたつもりになっている自分に腹が立つんです。本当にもっと辛い思いをしているひとがたくさんいるのに、自分はまだ大丈夫なのに、甘ったれて泣いている。かまってちゃん病とか甘え病とか、そんなふうに診断されていないだけ。そんな病気がないだけ。進むも戻るも地獄な気がしてきています。
もしかしたらHSPとか愛着障がい不安型の可能性もありますが、素人の自己判断なのであてになりません。わたし個人に限って言えば、自分の心の弱さというか未熟さを、育った環境のせいにしてはだめなんです。もっと辛い境遇でも真っ当に生きている人はたくさんいるんだから。

こんな人間が大事なご家族のケアをするなんてほんとうに不安だと思います、ごめんなさい。もう少しだけがんばらせてください。
体を丈夫に産んで育ててくれた家族に感謝、ありがとう。
そしてなにより、こんな文章をここまで読んでくださったあなたにも最大限の感謝を。どうか皆様が穏やかに暮らせますように。

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