同人エロゲはいいぞ その3

その2からの続きです。
Discordのお陰で制作者同士の関わりや、制作仲間とのやり取りが格段に楽になりました。
ここで新しく築いた関係のお陰で今も制作が続いていると思っています。

アクションゲームツクールMV

ある同人エロゲ制作者と交流する機会があり、その方が現在使っているメインのツールがアクションゲームツクールMV(以後アクツク)でした。
幸運だったのは、この方がアクツクに相当詳しい上に教え上手という方で、全くわからなかった自分に本当に最初から細かい部分を何度も根気よく教えて頂きました。アクツクは1年で2000時間近くは使っていたと思いますが、未だにわからない部分が多くて色々と教わっています。

モン娘征服記バトルオーク

こちらのゲームは、前回のバトルオークオブリベンジの主人公であるオークの過去編として企画しました。
元々同人エロゲで多いタイプだと思っていたのが「襲撃される側」が主人公のゲーム、つまりは女性主人公を操作するゲームです。
個人的な考えなのですが女性主人公のゲームの場合、エッチなシーンを見るための手段と、ゲームのクリアという目的が合わない場合が多いと思っています。
ゲームはクリアしたいけど、スムーズにクリアするとエッチなシーンが見れないというジレンマは、なかなかに難しい問題なのではないでしょうか?
クリアしてイベントでそういったシーンを出すゲームもありますが、そうなるとゲーム部分がエロシーンと噛み合わず、完全に別々のものになるため「ゲームをする必要が薄く」なってしまいます。
極端な話、昔からあるブロック崩しでエッチなイラストが見えるのと変わらないのです。
ゲームプレイをしていて偶発的に起こるイベントのほうが、より滾るように感じるので個人的にはゲームプレイ中にそういったシーンを差し込みたいですね。
モン娘征服記バトルオーク(以下バトルオーク)では、そういった考えから「襲撃側を主人公」として企画をしていました。
オークが主人公で暴れまわり他のキャラクターを蹂躙する。これをやるためにバトルオークはベルトスクロールアクションとして作ることにしました。
しかしアクツク初心者のため、出来上がったのはベルトスクロールアクションもどきでしたが…
ただ、こちらは前回よりもプレイしやすさもあったのか売上が好調で、約一ヶ月で2000本が売れました。

本業の退職と専業化

バトルオークの完成より半年くらい前から本業の退職を決意しました。
食えるようになったからではなく、度重なる腰痛と病気で体に限界を感じ「このまま好きなこともせず死にたくない」と思い会社をすっぱり辞めました。貯金と退職金で2年ほどはなんとかなる計算だったので、その間にゲームを作って売れなかったらもう終わりだという思いで制作をしていました。

あれ?同人エロゲのどこがいいの?

自分のことを書いていたらなんか主題とズレ過ぎた上に、いいぞ的な内容がないぞ!?とここまで書いておいて気が付きました…w
その4ではなぜ同人エロゲはいいぞなのかを書こうと思います。

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