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死ぬまで使える良いモノ Part.1
身の回りの物をファスト文化で固めることに疑問を抱く。ファッションに限らず食べ物も該当する。速さや流行と引き換えに何かを失ってる気がしてならない。
その人が気に入って使ってる物には人となりが表れる。その人となりを汲んでみるのも面白い。
汲める余裕が現代人には無いとも感じるが。
と、言い訳的な前置きをしつつ、良いモノを買ったときは紹介がてら記録してみようと筆を執っている。
1回目は白山眼鏡店の眼鏡である。可愛いロゴが印象的な1883年創業の日本の老舗眼鏡店だ。
日本人に合うフレームが多数揃えられているがその人気は国内にとどまることを知らず海外まで及ぶ。
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長年JINSの眼鏡を愛用していたのだが、どうにも目が悪くなり作り変えることにした。眼鏡で矯正しても視力は衰えていくらしい。
もう一度JINSで作ろうかなと思っていた矢先に大好きなHIPHOPクルー「舐達麻」のDELTA9KIDが白山眼鏡を愛用していることを知った。
店内はクラシックな荘厳さを残しつつも入りやすい様相を呈していた。
入り口に散らばる金色のロゴが可愛くてつい足元に目線を落としてしまう。
モダンとクラシックを兼ね備えた入るだけでも楽しい店舗なのでぜひ足をお運びいただきたい。
2階に上がり視力検査、フレーム選び、レンズ選びを経て手元に来たのがこの眼鏡だ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159534975/picture_pc_0c3ecb640f2a8c0d0cbe2a3606b05cdd.jpg?width=1200)
DELTA9KIDと同じ型のRANDY ARMというフレームである。
イカした大人のアイテムという感じがひしひしと伝わる重厚感。掛けてみるとその軽さに驚く。
右フレームの内側に印字された白山眼鏡がまたカッコよさを引き立てる。
まさしく一生物と言える代物だ。
もちろんJINSの眼鏡もサブとして使っている。白山眼鏡を掛けたら他の眼鏡は掛けられないと比喩で使う方を見受けるがそんな事はなくJINSも素晴らしい眼鏡である。
最後に簡単な眼鏡お手入れを紹介しておく。
初めて知ったが眼鏡は左から折り畳むと長持ちするらしい。
こういう細やかな知識を仕入れるのも良いモノを使う恩恵と思う。
2024.11.5
舐達麻の『GOOD DAY』を聴きながら