退避勧告が出てる国を旅するということ
※私が旅してるというわけではないです
ここ数日Xの旅界隈では、アフガニスタンを旅した女性のポストが話題なよう。
アフガンの写真をポストするや否や、外務省の公式アカウントから直接の退避勧告のDMがきていた。(スクショをポストしてた…)
そもそも退避勧告とは、外務省が公表する地域別の安全度の指標のようなもの。日本人が海外に行く際には参考にすべきものだと認識している。
その中で最も危険レベルが高い「退避勧告」は以下のように定義される。
それでも旅に出たいし、一度きりの人生好きにやりたい気持ちはわかる。
罰則もなければ、ただの指標。あくまでも参考、で良いのでは?と思うかもしれない。
だけどXのポストを見てモヤモヤした。
「日本人は迷惑をかけるのを怖れすぎてる!だからアフガンも自分の意思でいく」とのこと。うーん。
迷惑をかけるのを怖れすぎてるのは同意だけど、
邦人に何かあったら大使館や外務省の人は対応しなければならないし、
それがどんなに自己中な日本人だろうと関係ない。
正直、私のこと放置で見殺しにしていいです〜みたいな署名があれば自己責任でいけばいいと思うが、、、
今の日本では、どう足掻いてもトラブルが起きたら多少はサポートを国から受けることになるだろうに。
大きな迷惑をかける可能性がある時にやめておくのは、日本人が迷惑を怖がっているんじゃなくて配慮と言うんだと思う。
小さな迷惑まで考えて自分の好きなことをしないのは改めるべきだと思うが。
インドでは「人に迷惑をかけるな」ではなく、「迷惑をかけるのが当たり前だから、許せる人であれ」みたいな教育が主流らしい。ほんとか知らんけど。
この考えは人が寛容になっていいなぁと思う反面、
だからあんなに秩序がなくなってるんじゃ…と言う気もする。
アフガンに行った女性はこの教えも好きらしい。
わかる。海外でてると余計に、遠慮で損をすることばかり。
でも最悪の場合、日本人の手を借りざるを得ない状況な時に、その日本人にやめとけと言われてるのを無視するのは迷惑うんぬんで語れる問題じゃないのでは。
どんなに旅しててもそこらへんの感覚は鈍くなりたくないなと思った。