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第18回 「日本一健全な都市・宮城県仙台市!なぜ公営ギャンブル場が一つもないのか」
ーーー賭博には、人生で決して味わえぬ敗北の味がある。
かつて鬼才と呼ばれた歌人・寺山修司はこう言い放った。この言葉は、どこか旧時代的でありながらも、人の真の姿、あるいは力強さを的確に言い表している。しかし、このロジックが「石に灸」となってしまう場所が日本には存在する。仙台市だ。
実は仙台市には賭博場、いわゆる公営ギャンブル場が一つも無いのだ。競馬も、ボートもない。仙台といえば、八大都市圏にも数えられる日本有数の大都市であるが、それにもかかわらず公営ギャンブル場が一つもないというのは非常に珍しい。
戦後には、仙台競馬場と呼ばれるギャンブル場が作られたが、それも長くは続かず1960年には廃止に追い込まれている。そして、その状況は今日も未だ変わらず、仙台市内には場外売場すら設置されていない。こうした仙台の「ギャンブルアレルギー」とも言える反応はなぜ起きているのだろうか。
そもそも都市ギャンブル場が無くて、何の問題があるのか、という疑問も生まれよう。健全で良いではないか、と思う人も少なくないかもしれない。しかし、こうした状況の背後には看過できない事情が潜んでいるのだ。それを解明するには、各県のパチンコ店舗数を見るのが最も手っ取り早い。
(グラフ: 平成28年度 遊技場店舗数、遊技台数一覧表, 全日遊連より)
パチンコは公営ギャンブルではない。しかし、公営ギャンブルを全く受け入れないとしている仙台市を含む宮城県が他の追随を許さないほどのぶっちぎりで、パチンコ店舗数1位をマークしている。これは仙台市を都市クラスで比較しても同様の結果が得られる。
つまり、宮城県、そして仙台市は決して健全な都市ではないのだ。では、なぜ頑なに公営ギャンブルを受け入れないのか。それは宮城県自体が左翼的思想が強い傾向にある都市であるということが関係している。
そもそもパチンコ店の経営はほとんどが在日朝鮮系の人々によって行われている。そうした背景ゆえにその利益の行く先は度々問題になってきた。1993年には、当時の外務大臣が「パチンコの金が何千億と北朝鮮に行っている」と述べている。実際に、公安警察もパチンコ経営が朝鮮総連の資金源としていることからも、こうした情報は事実なのであろう。
話を戻そう。先ほども述べたように仙台市は公営ギャンブルは頑なに拒むものの、パチンコの店舗数では群を抜いている。この事実が何を示すか。これは明白だが、宮城・仙台ではパチンコ利権に溺れた左巻きのお偉いさん方が幅を利かせているということだ。これこそが、宮城は左翼的思想が強いと言われる所以である。
読者の方々は、この記事を読み始めた時には仙台はギャンブル場がないなんて、なんと健全な都市なのかと感じたであろう。だが、ここまでの情報を加味した上でその事実を考えると、ギャンブルはやらないという「健全性」を大義名分にパチンコ利権を守ろうとしている「非健全的」な政治姿勢が見えてきたに違いない。
誰にとっても利益になりそうな政策ほど、裏があるものだ。笑中に刀あり。現代の我々にはこれまで以上のリテラシーが求められている。
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[編集後記]
さて、今回はパチンコ利権に染まった宮城県のお話でございました。
記事を書くにあたって、私が参考にした本を2冊ご紹介します。より詳細な情報が知りたい方はぜひ読んでみてください。
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