心配事1その2 ミルクの飲みについて
お子さんの栄養が母乳なのかミルクなのか、混合なのか
ってのも大きな話題ではありますが、
ここでは哺乳瓶でミルクや搾乳(直接母乳以外の子)を飲んでいる子のお話をしましょうね。
NICUの子に限らず、ミルクの量についてはとてもよくある質問です。
ちょっと有名な粉ミルクの写真を持ってきましたが
どうも、この缶に書いてある、1回量ってのが気になる方が多いようです。
予定日頃に出産した子はともかく、早産児だと、一体この表のどの月齢を見ればいいのかも悩ましいようですね。
我が子が飲みすぎなんじゃないかと
我が子が足りないんじゃないかってな2パターンの質問を受けます。
例えばこの記載によると、生後3週から1ヶ月の子は1回のミルクが100mlで1日7回飲むことになりますが、
当然、1回に100ml飲めない子もいますし、
100mlじゃ足りなくて泣く子もいます。
そして、その日のタイミングによっても変わってきますよね。
だって、我々大人だって、朝食の量と夕食の量は違うでしょう。
体格と性格によって食事量も少しずつ違いますよね。
赤ちゃんも生まれながらに体格さはあります。
体重だけでなく、例えば、ガッチリ体型とか比較的華奢な感じとか。
赤ちゃん、毎回きっちり同じ量ではロボットになってしまいます。
赤ちゃんのその時その時の気持ちが読み取れたら、いいんですけどね。
また、体重増加もバリエーションがあります。
1ヶ月健診を例にとると
平均して1日30g増加しますが、あくまで平均で、実際の赤ちゃんたちはとても幅があります。
たくさん飲んでガッツのあるタイプ。
正常の下限の少なめ量を飲んでゆっくりタイプ。
生まれた週数が37週なのか、41週なのかによってもだいぶ違うでしょうね。
健診で、健康だってことを確認できたら、
今後の育児は長いですから、お子さんに合う授乳量を見極めるのにゆったり構えて見ましょうね。
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