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洋酒やスパイスを効かせた自分好みのレバーペーストを作ろう

トーストに何を付けて食べますか??
定番所でいえば、バター、チーズ、ジャム、ハム、ベーコン、目玉焼きなどでしょうか(定番か分かりませんが、小倉トースト派もいるでしょう)。

私の場合、これらを抑えて真っ先に挙げるのがレバーペーストです。
特に、洋酒の豊潤な香りを含ませた、思わずワインが飲みたくなるようなものを好んで作ります。

個人的にこのレバーペーストの気に入っている点として、

■味のチューニングが簡単
■大量生産、長期保存ができる
■食材の調達難易度が低い

などが挙げられます。

味のチューニングが簡単
材料とレシピ、味が出来上がる仕組みがシンプルなので、味の微調整がしやすいです。そのため、簡単な微調整を通して、自分好みのレシピを自分で開発しやすいと思います。

大量生産・長期保存ができる
調理量を増やしても調理上の手間があまり変わらないことから、時間があるときにまとめて仕込もうとしても面倒が増えません。

さらに、冷凍保存可です。特に脱気シーリング保存との相性が良く、脱酸素環境で冷凍保存すると香りの抜けなど劣化をかなり抑えることができます。

食材の調達難易度が低い
主材料は、鶏レバー、バター、洋酒・ハーブ・スパイスです。特別なバターは必要ありませんし、洋酒は Amazon などで買えるレベルの汎用品で十分です。

加えて、季節性のある食材を一切使わないのでジャムなどに比べてお気に入りの味をいつでも作れます。

というわけで、今回は家庭で手軽に作れて保存も効くレバーペーストのレシピのご紹介です。

基本形のレシピを紹介した後に、私が好んで作る洋酒の香りをブーストさせた変化版と、スパイス&ハーブで香りの要素数を増やした変化版の2つを紹介します。

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