まずは自分を楽しませることが大事①~Sele Work(セレワーク)で自分の「やりたい」を叶える~
「働く場所が2つあることで切り替えられたりリフレッシュできたりするんです。」
そうお話しくださったのは
昨年末、ニコシゴトにご登録された20代のIさん。
笑顔が素敵で明るい雰囲気の彼女は、
大手外資系ホテルに勤めていた元ホテリエ。
気さくにお話しくださる中にも、品を感じました。
現在はエンジニアとしてご活躍中。
そんなIさんが
なぜニコシゴトに登録したのか、現在副業を始めてみてどうか、どんな仕事をやっているのか。
などなど、たくさんお話しくださいました。
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ホテリエ時代
ニコシゴト:新卒で就職活動をされていた頃はどのような基準でお仕事を探されていたんですか?
Iさん:
学生時代、就職活動をしている中で
自分にはデスクワークなどの会社員は向いていないだろうな
という思いがありました。
なので、ホテルやブライダルといった華やかな世界に憧れ
その業界に絞って就職活動をしていました。
無事、都内の外資系ホテルに就職でき、
フロントなどの宿泊業務を希望していましたが、
配属されたのは料飲部でした。
レストランなどは大学時代に既にアルバイトで経験していたので
最初はあまり乗り気ではありませんでしたね。笑
ですが、
結果として
料飲部の配属でよかった!
と思っています。
食だけでなく、ワインやテーブルマナーの知識も増えましたし、
そういったものも、実戦で学びながら
お客様に伝えることで日々アウトプットもでき、
とても実になりました。
ホテルを辞めた理由
ニコシゴト:目指していた業界に入ることができたIさんですが、どうしてホテルを辞めようと思ったんですか?
Iさん:
きっかけは「英語」です。
仕事をしている中で、
もっと英語を話したい、
という思いが強くなってきました。
そうなると、当時の環境では物足りなくなってしまったんです。
そこで、ワーキングホリデーという選択肢が出てきました。
ワーキングホリデー
ニコシゴト:実際に海外で働かれてみていかがでしたか?
Iさん:
とても良い経験になりました!
元々、幼少期に親の仕事の都合で海外に住んでいたので、
帰国子女ではあったのですが、
その頃はあくまで親の都合だったので、
自分の意志で海外で生活していたわけではありません。
なので、生活の中でたまたま英語力がついた、
という感じでした。
ワーホリは自分の意志で行きましたので、
自分から動いて、自分から発信していかないと勉強になりませんし、
改めて語学を考えるきっかけにもなりました。
幼少期の海外生活の経験があったおかげで、
ある程度土台はできていましたが、
まだまだ磨けるなと思いました。
現地で学校にも2ヵ月通ったのですが、
現地ならではの言い回しなど、
沢山の新しい発見に出会えました。
帰国後の就職
ニコシゴト:日本に戻られて現在はエンジニアとしてお仕事をされていらっしゃいますが、今のお仕事を選ばれた理由は何ですか?
Iさん:
帰国後の就職活動では、
英語が使えることと、
手に職 と言いますか、
自分の身になる仕事として
システムエンジニアの仕事を探していました。
サービス業も考えたのですが、
サービス業はいくつになっても再チャレンジできるし、
今はまだ20代なので、
何か新たに一つ極められるものを持ちたい
という思いもあり、
「英語+技術職」
という基準で就職活動をしました。
副業はマンネリ化しなし為&リフレッシュするため
ニコシゴト:今、エンジニアとして働きながらも、副業という選択肢を持たれたわけですが、「副業」という言葉を意識したきっかけや、「副業」のイメージなどを教えてください。
Iさん:
ホテルに勤めていた頃は「副業」は全く考えたことがなかったです。
きっかけはワーホリですね。
現地でダブルワークをしていました。
実際にやってみて、
「2つ仕事をしてみるっていうのも良い!」
と思ったんです。
ひとつは朝食系のレストランで
もうひとつはグリルチキンのレストランで働いていました。
マンネリ化しませんし、
一方で嫌なことがあっても、
もう一つの居場所があることで切り替えられリフレッシュになりますし、
また頑張ろう、と思うきっかけにもなります。
また、一つの場所だけではやりたいことが満たせない場合でも、
二つ目の選択肢があることでそれを補うこともできます。
副業を考えたきっかけ
ニコシゴト:では、今の仕事に不満があって副業を探し始めたわけではないということですね?
Iさん:
はい、今の仕事は満足しています。
技術職と言っても、未経験の私でも難しすぎず
今の会社は英語をバリバリ使うところなので。
あと、ホテルに勤めていた時とは違い、
時間に余裕があります。
ニコシゴト:
副業を考えたきっかけは何だったんですか?
Iさん:
時間に余裕が生まれて良かったのですが、
私には時間があり過ぎました。(笑)
平日、決まった時間に仕事が終わり、
職場も家から近いので、
時間も体力も余っていたんです。
更にコロナ禍で土日も出かけることはなかなかできませんし、
ひたすらゴロゴロするというのも幸せなことではありますが、
もっと人と話したい。
と思いました。
そんな中で、「演じる」って楽しかったなーと思い出しました。
ニコシゴト:演じる、とは?
Iさん:
演じるというと語弊があるかもしれませんね。(笑)
接客をしている時って
素の自分、ではなく、
そのレストランの雰囲気や、
お客様の雰囲気、国籍、年齢、
ご家族なのかカップルなのかご友人同士なのか・・・
などなど、
相手に合わせて対応を変えたりしていました。
ニコシゴト:確かに!Iさんがお客様の対応をされているところを実際に拝見したことがあるのですが、相手の求めている接し方を読み取って、それぞれに合わせた接客で、その柔軟さに驚いたことがあります!
・・・
そういった柔軟な対応ができるスキルをお持ちということもあり、
ニコシゴトからは「新婦の介添え」というお仕事を紹介させて頂きましたが、
介添えをやってみませんかと言われたときはどうでしたか?
Iさん:
やりたい!やりたい!と思いました。(笑)
紹介していただいた企業も、
誰もが知る有名な式場でしたので、
やる気は起きましたね。(笑)
それと同時に、
私でもできるのかな?とか
副業として週1の勤務でもやっていけるのかな?
という不安もありました。
業務としては、
ホテルに勤めていた頃に、
フレンチレストランの個室で、
毎週末のように少人数挙式(ご家族のみのご披露宴)
の担当としてお世話全般をさせて頂いていたので
イメージはできました。
ご新郎ご新婦様のエスコートや
司会進行、キャプテン業務、配膳、お見送りまで
一連の流れを経験していましたので、
それらの経験も活かせる良いチャンスだと思いました。
また「演じれる現場」に戻って働くことができる、
とワクワクしましたね!
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現在、実際に新婦の介添えとして
副業のお仕事をされているIさんですが、
次回は、
そんなIさんの
面接からお仕事開始、
業務の内容、
職場の雰囲気などなど・・・
実際の現場のお話を伺いたいと思います!
お楽しみに!