「働く」を諦めない!NICOのワーママが働きやすくなった理由
こんにちは!西川コミュニケーションズSDGs広報チームつつつです!
NICOでは、SDGsの17の目標のひとつである「8.働きがいも 経済成長も」の実現に向けて、仕事と子育て・介護の両立を目指す社員を支援するために制度を整えています。
その中には法律で定められている育休などの制度の他に、
などのNICO独自の制度があります。
今回はこれら制度を活用しているNICOの働くママである小幡さんに
"つつつ "メンバーの久野がインタビューしました!
産休・育休を取得した当時、社内の周りのサポートや心配事などはありましたか?
小幡:私、ズバリ社内の周りのサポートはフルフルにありました!
総務・経理ともすごい理解があるメンバーで、妊娠中から声や気にかけてもらったり、仕事も配慮していただいて。
それでも8年前の1人目の復帰時は不安でした。
当時は保育園激戦区と言われていた地域で、入れなかったら仕事をやめるしかない!と覚悟をしてました。 園は無事決まったのですが、次は復帰後の心配。在籍していた総務には戻れないと思っていたのですが、総務課に戻ることができ、時短勤務で前と同じような業務を担当させてもらえることになりました。
上長や同僚たちに支えてもらったので、あんなに心配しなくてもよかった!と思いました。
久野:当時は時短勤務はありましたが、在宅勤務などの制度はなかったので子供が風邪を引くと大変でしたよね。
小幡:子供がすぐ熱を出し、長引くことで有給を使い切るし、仕事も代わりの人にやってもらうし・・・「またいないじゃん!」て思われているのでは?と思うとそれも本当に苦しかったけど、そんな環境も「困った時はお互い様」と周りのみんなに共感してもらえて心が軽くなれて。
久野:わかります!共感してもらえると救われますよね。
私は1人目の復帰後、時短の9時半〜16時半勤務だったのですが、時短だからこそフルタイムのみんなと同じかそれ以上に仕事ができるよう、無理して仕事量をこなしてましたね。
当時、制作職で育休から時短勤務で戻ってきた人が周りにいなかったので、「時短は仕事を任せづらい!」と思われないように必死で。
残業が多くなって、保育園に「お迎えが閉園ギリギリになります!すみません!」 と何度電話で謝ったかわからないくらい(笑)
久野:2人目の育休復帰時はどうでしたか?
小幡:2人目復帰時は心の余裕もあったし、また総務課に戻れてありがたかったです。
久野:私は反省をふまえて迎えの時間が遅くならないよう、1人目の復帰時、9時半〜16時半だった勤務を、2人目の復帰時は9時〜16時に変えて欲しいと会社にお願いしました。
制作部は9時半出社ですが、他の部署は9時出社なので私も他の部署と同じ時間にできないでしょうか?と。
当時は今ほど柔軟な働き方が浸透していなかったので、実現までに会社の方々に検討を重ねてもらい、9時出社16時退勤に変更ができました!
その後、育休から復帰した後輩達はもちろん、制作部のフルタイムの方もライフスタイルに合わせて出社時間を9時にずらせることができるようになったので、会社の方々に理解していただけて、本当によかったです。
従業員の声を受けてNICOでは2016年8月に
「育児における時短勤務は子どもが3歳まで」→「小3まで」に延長されましたが、当時小幡さんも声をあげましたか?
小幡:うちの子は2017年の3月に3歳になる予定だったので、この時はまだ上長に相談していなくて。久野さんのお子さんがちょうど8月生まれでドンピシャでしたよね?
久野:そうです、ちょうど3歳になる1ヶ月前くらいに上長に「19時までのフルタイムに戻ると保育園が閉園して子供を預けられないので、会社を辞めないといけないです」と相談しました。
3歳になるのをすっかり忘れていたので、ギリギリで(笑)。
会社に掛け合って数日で時短勤務を3歳から小3まで伸ばしてくれることになって。きっと、私以外にも声をあげた人が何人かいたんですよね?
小幡:小3までの時短勤務の延長は、私たちの前を歩いてくれた先輩ママさん達がすごい頑張ってくれた結果。
先輩ママが声をあげてくれて、社長が働くママ達を大事にしてくれるから、この後続く私たちママも働き続けられるよう調整してくれたんだと思いますよ。
現在NICOでは在宅ワークを推奨していますが、どうですか?
小幡:今は週4で在宅勤務をしています。
小1の壁*が在宅できるおかげで解消されました。 特に夏休みは家で一緒に過ごしながら仕事して。本当に、恩恵を受けました!
久野:子供たちがいながらの仕事ってどうですか?
小幡:長男は小学生なので大人しくしてくれるから、なんとか仕事はできる。次男は・・・やっぱりキツイ!園児はまだ言葉が通じないので(笑)
コロナの濃厚接触者になって一緒に過ごす時は、両立は無理だなと感じて半休とったり。
久野:うちも全く一緒です!
小幡:リモートの会議の時に、後ろで子供たちが裸でチャンンバラしてて(笑)「小幡さんのところ大変だわー」と言われました。
久野:それは大変(笑)
小幡:でも、そのおかげで今は周りがざわざわしてても仕事ができるようになりました(笑)
新しい働き方になった今、ワーママの1日の過ごし方は?
小幡:在宅勤務のおかげで通勤時間が家事や仕事に充てられるので、すごく助かります。でも、小学生って親が見なくちゃいけない宿題が多くないですか?国語の音読や丸付けなど毎日多くて。
久野:うちは学童に行っているので宿題プラス、家からの宿題も用意してます。丸付けして、問題を作って、子供に間違っているところを説明して・・宿題だけで毎日1時間近くかかってますね。
時短勤務だから、自分の時間あるでしょ?と言われたりしますが、悲しいことにほとんどないんですよね。
次男の寝かしつけに2時間かかりますし。
小幡:それは長い・・・
久野:子どもは布団で絵本を読んで、電気消したら寝る・・・なんて幻想だと思ってます(笑)暴れる子どもを必死に寝かせて、残った家事を終えると0時頃で。それから自分の時間、という感じですね。
ワンオペだと毎日こんな感じなので、パパが早く帰ってきてくれると助かります。
今年2月から中抜けで時間休が取得できる制度が可能となりましたが、どう活用されていますか?
小幡:私はまだ中抜けは活用したことはないんですが、これから授業参観とか面談とかに使えると期待しています。たった10分の行事のためだけに半休を使わないといけなかったから有給が枯渇せず助かります!
久野:うちは子供が頻繁に高熱を出すから病院に行くのに何度も活用してますよ。かかりつけの小児科は予約優先なので、朝イチに予約が取れなくても11時とかに中抜けで1時間休みを取って行けるから助かってます。
「誰もが働きやすい会社になるために、こんな制度があれば!」などはありますか?
久野:介護・育児の休みなどを取る場合、仕事のしわ寄せが周りの方々にのしかかってしまうのでフォローしてくれる方に何か手当を付けるとかがあると、女性だけでなく男性育休も取りやすいのかなって思っていますが、小幡さんはどう思いますか?
小幡:総務課にいると、基本として制度は公平であるべきだと思います。個人的な想いですが、その観点からすると介護・育児の時短制度だけど、もっと間口を広げて育児・介護に限らず時短勤務を認めてもいいのではと思っている部分はあります。
NICOで働くママとして思うこととは?
小幡:自分自身の目標でもあるんですけど、「小幡があんな楽しそうに働いているなら私も行けるわー」と若い子達が自分の背中をみてそう思ってくれたら嬉しいです。
先輩ママたちが苦労して荒野を開拓してくれたところを、後ろから私たちがスキップして歩いている感じだから、雰囲気だけでも面白おかしくすごして、そういう姿を見せていければと思っています。
久野:素敵ですね!8年前に育休から復帰してから、様々な声に会社が対応してくれて。ママにとっても働きやすい環境になりましたよね。柔軟に勤務制度を整えてくれる会社だな、と思ってます。
小幡:制度のおかげで辞めずに働き続けるママがNICOも増えたと思います。
久野:ママ従業員さんも増えたので、いつかNICOのママランチ会をやりたいな、と思ってたんですよ。
小幡:!!! ランチ会ね、やろうよ!同じ会社のママ同士、共感できる部分、励みになる部分も多いしね。
久野:「つつつ」でNICOママランチ会を企画しましょう!キラキラした話ばかりではないので記事に載せられない話が多くなりそうですけど(笑)
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