野菜に込めた会社の思い!企業メッセージ動画制作の裏側
こんにちは!西川コミュニケーションズ(NICO)SDGs広報チーム“つつつ”のきたサンです。
私が所属する広報課では、企業として目指す方向をまとめた「企業メッセージ」を社内外に浸透させていくことがミッションとなっています。そのミッションを果たすべく動画を制作!社内ではすでに動画を共有しましたが、今回の記事では動画撮影の裏側をお届けします。また、記事の最後には社外の方もご覧いただける動画もご用意しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
企業メッセージとは?
企業メッセージとは企業が向かうべき方向を指し示すもので、他社での活動では「パーパス」と言われていることが多いようです(「使命」や「ビジョン」と表現している会社もあります)。
「つつつはSDGsに関する内容を取り扱うnoteですよね?企業メッセージってSDGsに何か関係ありますか?」そんな声が聞こえてきそうですが、近年では企業が向かうべき方向性を指し示した経営手法「パーパス経営」が注目されており、働きがいにも直結すると考えられることから、重視する会社が増えています。
NICOの祖業は印刷ですが、時代の変化に合わせて事業領域を拡大してきたことで、「自分たちは何者なのか?」と従業員の中で迷いの声が上がっていました。それをきっかけにして企業メッセージを作ろう!と広報課が推進役となり、プロジェクトが立ち上げられました。「企業メッセージ」には、”同じ船”に乗る仲間として「こういう思いを持って仕事に打ち込んで欲しい」という会社からの思いが込められているのです。
企業メッセージを伝える動画とは?
企業メッセージはこれまで、全従業員が参加する会議(リモート)で経緯を含めて発表したり、名刺に記載したりと、数回に渡りメッセージを伝える機会を作っていました。しかし、広報課としてはまだまだ「従業員の皆さんに浸透している!」という状態とは言えないと感じていました。そこで企業メッセージを浸透させるために社内で様々な部署からメンバーを招集してメッセージ浸透プロジェクトを発足。浸透プロジェクトメンバーとも議論し、まずは皆さんに「改めて知ってもらう・理解してもらう」ことに注力することにしました。表現方法は多々ありますが、議論の結果、短い動画を作成して見てもらう方法に決めました。
どんな動画をどう作ったの?
さて早速、動画制作の打ち合わせを開始。
NICOでは人材育成の観点からリスキリングに積極的に取り組んでおり、
つつつを運営するSDGs広報のチームを含め様々なチームがあります。
その中に動画制作を行うチームがあり、今回の企画と制作を「動画チーム」に相談しました。
きたサンは最初はテキストベースの動画でさらさらっと流れる程度の動画を考えていましたが、
「これで伝わる??」「心に残らない」と至極当然な愛のあるダメ出しをいただき、あーだこーだとブレストさせて頂いた結果、
「ストップモーション・アニメってどうです?」
というひらめきが!!リスキリング動画チームのメンバーの中に以前、ストップモーション・アニメの動画を作成したことがある方がいらっしゃるとのことで、それらの経験を活かして、見ていて楽しい、心に残る動画を制作しましょう、というお話に。
動画のシナリオはリスキリングチームと話し合い、
・企業メッセージに普段あまり触れない人も理解できるか
・興味を持ってもらえるか
という点を大切に考えました。
大まかなストーリーは従業員を野菜に見立て、その野菜たちが企業メッセージについて語り合い・理解を深め、従業員(野菜)たちの力によっておいしいカレーが出来上がり、人々に届けられるというもの。
≪撮影するシーンの流れ≫
いざ撮影!
企業メッセージに理解を示した野菜たちが鍋に飛び込むシーンです。
最後に完成したカレーを見せるためにカレーも作っていきます。
が、なんかカレーがドロドロしていて…
う~~~ん、なんか微妙…??
「カレーはNICOが作る”アウトプット”の表現なのに、おいしそうに見えないのはダメじゃないか!?」ということでなんとか試行錯誤しながら軌道修正。(何とかおいしそうに見えていたらいいのですが…)
社外向けの動画も制作しました、ぜひご覧ください!
動画自体は本来、社内の方に知って理解を深めてもらうためのものでしたが、社長に見ていただいたところ「社外で見てもらってもいいのでは?」とのことで、少し砕けている言葉尻などを変えてアレンジしました。ぜひご覧ください!
今回ご協力いただいたリスキリング動画チームの方々には面白がりながら取り組んで頂けて感謝です!
これからもNICOの広報課と企業メッセージ浸透プロジェクトでは様々な取り組みを行っていきます!
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