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【カフェ開業】2025年1月4週目
今週の工事:厨房天井の下地組、遮音シート貼り、ボード貼り
月: 厨房屋さん着手金支払い、古物商許可証受け取り、家具購入
火: カフェバイト、野菜業者mtg、家具大工さんとmtg、社会保険抜ける
水: お店見に行く
木: トイレの壁紙連絡、各所連絡(銀行・不動産屋)、お風呂
金: トイレ壁紙決定、ネット開通工事、アートの方とmtg、家賃
土: 江の島へ
日: 工事休みに合わせてお休み、助成金結果到着
月曜日、厨房屋さんの支払いからスタート。先週の反省を活かして早い時間に銀行へ向かい無事入金。一旦帰宅してすぐ古物商許可証を受け取りに警察署へ向かう。2人とも初めての開業で分からないことだらけ、そして不安もあるし、せっかくだから2人で体験しようと大体のことは2人で一緒に行き2人で一緒に決めてきたけれど、今回は手続きだけなのでおれ1人で向かった。
古物商許可は中古レコードを販売するために取得した。必要書類を出してお金を支払うだけで取得できるものの、現住所と本籍地が違うので必要書類を集めるのにやや難儀したのと、届出を出してから40営業日かかると言われてちょっと慌てた。オープン日はまだはっきり決めていないのだけど、許可が下りないうちはもちろん販売ができない。待つしかないな、と思っていたら割に早く電話連絡が来た(結果、届出してから1ヶ月)。免許証をもらい、古物商販売のためのプレートを注文した。
まっすぐ帰ってパートナーとネットショッピング。中古品で気になる家具を発見、問い合わせてみるとまだ在庫ありとのこと。でも中古なので売り切れ次第終了。ネットで買ってもいいけど、質感とか心地とか分からないしなー、、じゃ今から行くか! と夕方急に家具を買いに出かける。
電車とバスを乗り継いでやっと着いた頃にはもう暗くなっていた。閉店時間も近い、急げ急げ! 座って触って測って、購入。レジに向かう途中で見たテーブルも「これいいじゃん」って2人ともすぐ気に入って併せて購入。高い買い物に緊張するも、あれもこれもどうしよう何も決まってない!!! という状況から少し進んでちょっと安心する。まだまだ家具は買わなければだけど、一部の色や質感が決まって空間が埋まってきたことで他も選びやすくなる気がした。良い買い物。
火曜日、カフェのバイトへ。あと数回で卒業だ。でもいつも通り過ぎていく。そして先週に引き続き空き席を使わせてもらって野菜業者さんとmtg。ちょっと熱めの営業さんで話を聞いているだけでどっと疲れた。その後続けて家具大工さんとmtgをする。工事の現場や図面、作ってもらいたい家具のイメージや予算を伝える、頭も使うし気も使うしでまた疲れた。ありがとう、お疲れ様。
軽く飲んで帰ろうと近所の居酒屋に行くと急激に回復して、近くのカフェで知り合いがパーティをやっていることに気づいて向かう。元気じゃん、おれら。そして飲み話し、気がついたら2時過ぎまで立っていた。疲れたけど実りある1日、でも登場人物のほとんどが男子からおじさんの日。
水曜日、お店を見に行く。壁や天井が剥がされて剥き出しになっていたところにボードが貼られていた。遮音ボードもしっかり。ボードが黄色なので店内が明るく見えるも、実際のイメージがあまり湧かない。大工さんとのmtg内容を現場監督に伝えるのが憂鬱だったけど、話してみると軌道修正する必要もなく安心した。購入したロールカーテンもサイズぴったりで安心。帰り道はちょっとはしゃぐ。
木曜日、朝からあれもしなきゃこれもしなきゃとワタワタする。でもやってみると1時間ちょっとで全部終わる。店内の色味は割とすぐに決まったのに、トイレの壁紙の色が最後まで決められず締め切りギリギリになる。どれでもいいなーと思って見出すのでなかなか決まらない。変じゃなきゃどれでもいいところって決めるの難しい、トイレの床と壁って。ネットで見るのと実際のサンプルを見るのも違うし、手元で見るのと壁全体に貼られて遠目で見るのではまた違うだろう、などと考えるとまた難しく面倒。こうやってひとつひとつ決めていくのだ、決定するのは全部おれたち、でも誰かに任せたくもなってしまう。
思ったより全用事が早く終わったので、思い切ってお風呂に行きたいと言ってみる。パートナーも行きたい行きたい! と言ってくれてすぐ出かける。でっかいお風呂で茹だってサウナで蒸されてビールで潤されてゴロゴロする幸せ。リラックスルームでいろんな大人がゴロゴロだらしなくしていて正月みたいだな、みんなお疲れ! と思う。
金曜日、ネット工事完了。建物の関係で契約したプランから変更になったり、大掛かりな工事が必要になるかも、などと事前連絡があったので面倒なことにならないか不安だったけれど済んでみれば大騒ぎするほどのことじゃなかった。業者さんも大声で大騒ぎしながらだったけどなんとか開通。トイレの壁紙のサンプルが届いていて、3択から2人一致で決めることができた。こういう時おれとパートナーの「いいな」が被るのが嬉しい。「どうでもいい」も被るから決めるのが難しかったのだけど。
家賃を支払い、不動産業者さんへ連絡。前家賃期間は終わって、今回からは普通に支払い。まだまだ営業できないのにもう3ヶ月分も家賃を払っているのかと思うと焦る気持ちもあり。アートの方とのmtgでお金の話になってさらに不安になるが、一緒に楽しいことができたらいいな、と日本酒でふわっともした寒い夜。
土曜日、江の島へ。めちゃくちゃ寒くて海もろくに見なかったけれど、サザエの壺焼きと金目鯛の煮付け、刺身に天ぷらしらす丼まで食べて明るいうちにビール、更に冷酒までいただく。正月気分はまだまだ続く。
日曜日、江ノ島から帰ったらポストに書留の不在票が入っていて、助成金の結果通知だと気がついた。果報は寝て待て、あまり眠くないけど果報だと良いのでピンポンがなるまで布団の中で過ごす。2人で布団の中で封筒を開けて、通知書の一行ずつ読んでいく、誠に残念ながら。諦めていたはずなのに、待っている間にちょっと期待してしまっていたこともあり、誠に残念。数ヶ月かけて準備した日々や自分の至らなさにしゅんとする。大吉だったのにな、寝て待ってたのにな。涙は出ないがとても落ち込む。工事が休みの日はおれたちも休もう(それ以外の日も何かと休んでいるけれど)。