サバイバルのための畑仕事
畑に行き、竹を切る。
そう、昨日からね。新月だから。暑くて、顎からポタポタと汗が落ちて気持ちいい。昨年の秋に打ち切って山積みにしていた竹は、草にのまれて、朽ちている。自然の理。微生物がちゃんとやってる。この微生物と人類、どっちが長く存続するか、もう明白だ。
エイリアンの映画、今日テレビでやってた。こわーい!宇宙なんて絶対行きたくない。まあこれは、作り物で。人間って、映像を信じてしまう習性がある。映画なのにこれ。
テレビで知っている人(タレント)が、「〇〇だそうです〜」「怖いですね」と言っていると、怖くなってくるらしい。で、表に出てみると、みんなマスクしている。常識。エチケット。怖がらせちゃいけない。トラブルは避けたい。テレビは嘘言わない…事になっている。飲食店は要注意です。でも、満員電車が規制される事はないみたい。どうなってんねん。
マスク忘れちゃって、一日外出中、マスクなしで歩いてみた。色んなお店にも入った。入り口には「マスクをして入店して」とほぼ全てのお店に書いてあって、人々はマスクしている。ボクだっていつもは(まあ半々でかな)マスクしているけど、今日、してなかったけど、別に何もなかった。「すみません、マスクしてください」とか誰かに言われることもなかった。そうか、疫学的見地というより、社交的見地からのマスクなのかなみんなも。考えてみれば、黙って買い物してるのになんでマスクいるのだろう。突然クシャミが出ちゃったらみんなパニックになるのだろうか。苦しくていつも鼻だけ出してる。苦しいもん。それに、ウィルスがピンポン玉だとすると、不織布のマスクの繊維はサッカーゴールくらいの隙間だっていうじゃん。どうなってんの?
隣町の蕎麦屋さんで先日、蕎麦を食べながら話をしたら、お店の人が飛んできて「黙って食べてください!」と言われた話を友人がしていた。そのお店では、食事中にクシャミをした人がいて、他の席の客が「クシャミするなら手で口を押さえろ」って怒り出して、つかみ合いになって、警察呼んだんだって。インフルの時はそんな事なかったな。テレビで死者を発表したりもなかったね。インフルエンザでは毎年約10000人が死亡していたのに。不思議だらけだ。この辺、誰がどこで判断しているのだろうか。
友人のゆかりんはお母さんが病気で入院中だったんだけど、面会禁止で、会えずに亡くなった。しかも感染症とは関係ない病気なのに、斎場が使えなくて、葬式が出せなかった。泣いてた。そんな目に合うんだ…。心底怖い。感染症じゃなく人間のココロが怖い。集団心理とテレビが怖い。
この世界、狂ってきてるな。オリンピックはたまに観てたけど、始め8000億円の予算が4兆円!になって。始め「税金は使いません」って言ってたのに、増税あるんか。選手のベッドはダンボールで、IOCのナントカ会長は1泊300万のお部屋でおもてなし。被災地どうなっているんだろう。
というわけで、今ボクとしては「この世はサバイバル」だなと。
逃げ出したほうがいい。
畑にいると何もない。空に雲がぽっかり。田んぼも順調。この米を食べて来年も生きる。マスクもワクチンもいらない。誰もいないもん。都市に住む人たちが心配だ。この世は幻想で成り立っているが、どの幻想の中で生きるかは、自分で決めたい。
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