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事例49:いまの気分を顔の表情にだす

 休日の朝。日頃の疲れがたまっていて、普段よりもぐったりしていました。そのようなとき、自分の顔はどんな表情をしているでしょうか。いまの表情を鏡で確認してみてください。

オートパイロット

 平日の疲れで、完全に気が抜けていて、顔が無表情になっています。
 すると、娘から「パパ、怒っているの? 顔がこわい」と言われてしまいました。
 「え、こわい? 何も怒っていないけど…」と意外な一言にショックを受けました。

実践ワーク

マインドフル・スマイル

マインドフルネス

 平日の疲れもありますが、子どもといると、自然と笑顔になります。
 以前は無意識で無表情でしたが、いまは意識して表情に出すようにしています。
 すると、娘から「前のパパは、怒っていた顔だけど、いまは優しい顔」という一言。さらにうれしい気持ちになりました。

ワンポイント・アドバイス

 いまの自分の顔はどんな表情をしているか、意識することはありますか。
一人のとき、家族といるとき、素の表情がでるものです。
 顔には目や口、鼻などを動かす表情筋があり、相互に左右して複雑な表情をつくりだしています。自然に笑顔になるには、目元はやわらかくゆるめて、頬から口角をあげるのがポイントです。
 笑顔になると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質が分泌され、気分が安定したり、ストレスが解消されたりといった効果があります。


日常の一コマや隙間でサクッとできる「マインドフルネス」実践事例集

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