なぜ、マインドフルネスは分かりにくいのか?
最近、このような問いを掲げています。
マインドフルネスを分かってほしいと思えば思うほど、専門的な説明になってしまい、逆に分からりにくい現象が起こっているからです。
「頭だけで理解できるものでははない、体験しないと分からない」と一点張りですが、ホントにそうなのか? ここに私の関心があります。
ビジネスパーソンのベーシックスキルをいくつかピックアップすると、
などあり、分かりやすいものもあれば、分かりにくいものもあります。
単に、横文字(カタカナ)だから分かりにくいということではなく、
上記3つは日本語表記すれば、意味も、効用(できること)や効果(得られるもの)は、分かります。
下記2つは日本語表記できなくないですが、意味する範囲が広く、さらに効用(できること)や効果(得られること)も多様ですと、分かりにくいとなります。
ということは、分かりやすさと分かりにくさの境界線は、
「日本語表記できて、名称と効用(できること)、効果(得られること)が一致していること」かもしれないです。
それでいうと、
マインドフルネスの日本語表記は単語じゃなく文章です(泣)
マインドフルネスの効用、効果に至っては、
これでもか!のてんこ盛り。
という構造です。
端的に分かってもらおう、分かってもらえるはずと思いこんでいるのが、
おこがましいのかもしれません。。
少なくとも、マネジメントやリーダーシップを説明するよりも、難易度が高そうです。
・マインドフルネスそのものの説明
・マインドフルネスが与える効用、効果
は切り分けて、日本語表記と効用、効果を一致していく。
例えば、
など、切り口を工夫しつつ、マインドフルネスすべてを分かってもらえるよりは、一側面ずつ分かってもらえるようになるといいなと思えてきました。
それは、阿修羅像のように。