マインドフルネス×IDGsの交差?
2023年8月13日、「SDGsの次なるトレンド IDGs実践探究シリーズ vol. 4 マインドフルネス x IDGsの交点」と題して、イベント登壇いたしました。
当日は、いくつかトラブルもありながら、HPL山下悠一さんと『IDGs変容する組織』の著者の一人、佐藤彰さんとわちゃわちゃお話したことのサマリーを書き起こしてみました。
私にとって、IDGsとは
冒頭、自己紹介として、趣味:インナーデベロップメント(ドヤっ)と言い切り、どんな気づきや学びを経て、ここにいるかをお話いたしました。
そして、お仕事として、MiLIでのIDGsシリーズでの役割や番宣しつつ、
現時点での解釈ですが、「体力測定」のようなものです、とシェア。
小学校のときに、50m走や反復横跳び、上体起こしとかやったアレです。
例えば、小3のときには、平均これくらいの水準があるといいですよ、という目安があり、自分の体力はどれくらいの位置にあるのか現在地を把握できるものです。
IDGsもすべての項目で平均以上になるのが良いのではなく、あくまでいろいろある側面のバランスの状態を認識できるフレームワークのひとつです。
以前、佐藤さんは「人間成長ドック」と表現されていましたが、ほぼ同じですね。
マインドフルネスとIDGsの交差
さて、本題の部分です。
まず、直接的には、5つの資質のひとつであるbeing(自分のあり方)のスキル、プレゼンス(今ここに在ること)とマインドフルネスは関連性があります。
ここで、とある情報筋より聞いた話です。
IDGs立ち上げメンバーのひとりである方に、「プレゼンスをマインドフルネスと表現しなかったのはどういう意図があるか?」と質問したようです。
その返答は明確で、「IDGsは世界のいろんな方にもシンプルで伝わりやすいことを目指している、プレゼンスはマインドフルネスと言えるが、マインドフルネスと表現することで、誤解を与えてしまう可能性があるため、プレゼンスと表現している」とのことでした。
以上がマインドフルネスとIDGsの交差です、、
となっては話はおもしろくないので、BingAIに聞いてみました。
BingAIも、Being領域に直接関係していると触れつつも、
という、ごもっともな見解を示してくださってます。ホントそれです。
私の見解でも、マインドフルネスとIDGsは、交差というよりオブラートのように包み込んでいるものです。
また、マインドフルネス実践することで、自分自身のIDGs力を適切に認識できるものになります。逆にマインドフルネスの実践がないと、過剰に盛ったり、謙遜したり、適切に認識できないままになってしまいます。
ですので、インナーディベロップメントにはマインドフルネスは欠かせません(ドヤドヤっ)
マインドフルネスとIDGsのトレンド
「では、IDGsがムーブメントになるには何が必要でしょうか?」
後半は3人でトークセッションで対話できるよう、投げかけてみました。
その前に、お約束のGoogleトレンドで、マインドフルネス、SDGs、IDGsの検索数の推移傾向をサラっとみてみました。
まず、マインドフルネスのトレンドです。
2013年以降、10年間での傾向では、「mindfulness(すべての国)」では、2020年をピークにやや下降傾向、「マインドフルネス(日本のみ)」では、2016年にバーストして以降、変わらずに安定しています。
次に、SDGsです。
IDGsが発足した2019年以降のトレンドをみると、すべての国、日本ともに傾向は同じ(2021年8月以降やや下降)です。
そして、IDGs。
SDGsと同じく、すべての国、日本ともに同じ傾向であり、まったくバズっていません。。
ここから何がメッセージできるかというと、IDGsはSDGsを達成するために策定されたのですが、まだ注目されていない状況であり、マインドフルネスのようにグローバルや日本でのムーブメントが何かしら参考になるのではと言えます。
その後、悠一さん、彰さんとの話では、いろいろな話が繰り広げられました。
マインドフルネス×IDGsのテーマは、探究しがいがあります。
続きのシリーズもどうぞ。