見出し画像

事例53:偏った情報を鵜呑みにしない

 友人とのランチで、一連の話題を会話しています。さまざまな論調や憶測、デマ情報などがあふれる中、あなたはテレビやSNSで配信されるニュースをどう受け止めていますか。

オートパイロット

「芸能人のトラブルやテレビ局の記者会見、ヤバいよね」
「あの芸能人は、ずっとそうだったみたい」
「やっぱり芸能界って、みんなこうなんだろうね」
と、友だちは何の疑いもなく、平然と言っていました。

実践ワーク

認知バイアスに気づく

マインドフルネス

「芸能人のトラブルやテレビ局の記者会見、どう思う?」
「テレビの報道ではこう言っていたけど、実際の事実はどうなんだろうね」
「SNSでは、こんな投稿がバズってたよ」
「これらの情報だけでは分からないし、鵜呑みにしちゃダメだよね」
と、なるべく多くの側面から捉えようとしています。

ワンポイント・アドバイス

 芸能関連の話題に限らず、政治や経済、社会的な問題など一次情報から二次情報、個人的な見解などさまざまなニュースが配信されています。マスコミ情報はすべて正しいと鵜呑みにしてしまうのは「認知バイアス(偏りや思い込み、先入観)」の典型です。
 認知バイアスにはいくつもの種類があり、この事例でピックアップされているのは、一部の印象だけで全体評価に拡大してしまう「ハロー効果」。
 『世界標準の経営理論』(入山章栄著/ダイヤモンド社)では「マインドフルネスの一つの目的は認知バイアスを解消することと解釈できるだろう。」と記載されています。


仕事の合間に、たった1分で心が整う「マインドフルネス」実践48事例集!

続編は、noteで週1連載中


いいなと思ったら応援しよう!