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一期一会のベジブロスでカレーを作る

nicoと申します。

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圧力鍋を買ったらカレーの出番が増えた

昨年の春に圧力鍋を買って以来、月に2度くらいのペースでカレーを作っているように思います。
その理由は圧力鍋でベジブロスを作るようになったからです。

圧力鍋で一番最初に作ったのは牛すじカレーで、普通の鍋で茹でると数時間かかる牛すじがあっという間にとろけるように柔らかくなったのに感動しました。
脂がとっても甘く美味しかったです。
しかし、2回作ったら満足してしまってその後は登場していません。

一方ベジブロスカレーは同じ味になることがないためか、まったく飽きがこないのです。

ベジブロスとは

野菜や果物の皮、種、芯などを煮出して作る「出汁」をベジブロスといいます。

ベジブロスのメリットは以下のとおりです。

  1. 野菜の旨味を味わえる

  2. フィトケミカルを摂取できる

  3. ごみが減る

1.野菜の旨味を味わえる

野菜を煮込むと甘い旨味を感じるのは、皆さんご存知だと思います。
ベジブロスはそれが濃くなったような味わいです。

味噌汁や鍋のベースとして、さらに鰹節や昆布などの出汁を加えると本当に美味しいのです。

涼しくなってくればそのような活用ができるのですが、暑い時期はなかなか汁物を摂る気にならないため、勢いカレーになる頻度が高まります。

また、野菜や果物の組み合わせによっては少し苦味を感じる味になってしまうことがあります。
カレーであればそれも味わいのうちとなります。

2.フィトケミカルを摂取できる

「フィトケミカル」とは、野菜、果物、豆類、いも類、海藻などの植物に含まれる化学成分のことで、具体的には、植物が紫外線や有害物質、害虫などの害から身を守るために作り出した色素や香り、アク、辛味などの成分です。

数千種類以上あるフィトケミカルには抗酸化作用を持つものが多いことから、抗酸化作用による老化予防が期待できるほか、代謝の促進、免疫力向上、脳機能の強化などその種類によってさまざまな働きがあると言われています。
例えば「アントシアニン」「カテキン」「リコピン」など耳にしたことがある成分も、フィトケミカルに含まれます。

ハウス食品グループ House  E-magより

フィトケミカルは野菜の皮などに多く含まれていると言われています。
また、野菜の細胞壁に守られているため、煮込んでスープに溶け出した成分を摂取するのがよいそうです。

一方、野菜の皮には農薬が残留するため危険という説もあるようですが、我が家は低農薬野菜を定期購入しているので、それを使う限りは栄養摂取のメリットの方が大きいと思っています。

3.ごみが減る

野菜の皮、種、芯などを一番大きなジップ袋に入れ、冷凍庫に貯めていきます。
袋がいっぱいになったら、約2リットルの水と共に圧力鍋で10分加熱します。
自然に減圧してさらに粗熱を取ってから、ザルとペーパーで漉します。

絞った後の野菜くずは元の半分くらいの嵩になっています。

このごみの嵩が小さくなるというのが、私は結構嬉しいのですよね。

今夜はひよこ豆カレー

今回は、パイナップルの芯などが入ったせいか甘めで、玉ねぎの皮の色味が強く出たブロスになりました。柑橘系が入らなかったので苦味はほとんどありません。

今日のベジブロス 色が濃い!

前日豚しゃぶを作った時の茹で汁でひよこ豆を茹で、ベジブロスと混ぜたため、肉なしですがこくのあるカレーになりました。
ひよこ豆にあわせて、他の野菜もコロコロに切ったので、食感も楽しく美味しかったです!

FP的観点でも節約につながり、このような繰り回しを考えるのはとても楽しいです。

お読みいただきありがとうございます。
ではでは。

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