【アンコンシャス・バイアス】新社会人へのレクチャーのための覚書①
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
無意識の偏見は誰にでもあるもの
人は情報を素早く処理するために、経験に基づいて分類し推理します。
なので、アンコンシャス・バイアス、無意識の思い込みは誰もが持っているものだし、それ自体が悪い訳ではありません。
マイノリティはバイアスを感じがち
なぜなら多くのアンコンシャス・バイアスが「普通」「当然」「べき」とセットだからです。
「普通こうでしょ」と考える多数派は、それがバイアスであることに気づかず、少数派は人知れず「なんだかなー」と思っているということが起こります。
私がアンコンシャス・バイアスを感じるときの関連ワードを列記してみます。
ジェンダー
依存症
障害
不登校
病気
ジェンダー・バイアスって奴は
本当に根強いです。
そしてやっぱり仕事と結婚はバイアスの宝庫ですね。
私がかつて経験したことで言えば、女性だけ掃除当番があるとか、来客へのお茶は必ず女性が入れるとか、コピーは女性が取るとか、会議室の準備や後片づけは女性がやるとか。
男性から求められるだけではなく、女性自身がアイデンティティにしているケースもありました。
新卒の頃は私もあまりバイアスが見えていなかったので、そんなものかと思ってしまいました。
ただ私は、化粧とか靴とかはいくら言われても応じなかったですね。そこまで仕事に含まれるとはどうしても思えませんでしたから。
また、私は35年前の男女雇用機会均等法施行の頃に新卒で就職した世代ですが、その頃はまだ妊娠出産で退職する女性に割り増し退職金がありました。
ちゃっかり活用して退職して申し訳ありませんでした…
その後、幼い子どもがいて就職する難しさに打ちのめされ、認可保育園に入れずお給料のほとんどは無認可保育園の保育料となりなぜそこまで仕事しようとするのかと言われ、誰が食わせてると思ってるんだに行き着き離婚に至る訳です。
女性はキャリアを続ける難しさを感じる人が多く、逆に男性は仕事をやめられないと思わされている苦しさがあるのではないかと思います。
要注意ワードは「よかれと思って」
アンコンシャス・バイアスによる押しつけに対しては「私は困ります」「私は不快です」とI(アイ)メッセージで伝えることくらいしかできないのが現状です。
それで理解してもらえたら、本当によいですね。
でも人によっては、自分を否定・非難されたと捉えて攻撃的になってしまう場合もあるので、わかってもらおう、変えようとは考えない方がよろしいかと思います。
なんだかまだ書けそうなので明日に続きます〜
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。