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これは果たして「ひとり旅」と言えるのか?

こんにちは!
響心(にこ)です。

9月末のお弟子講座の後、その足でひとり旅に出かけました。
(講座のレポートはこちら

温泉行きたいのと、
自然が多いところに行きたいのと、
いちばんは、東武ワールドスクエアに行きたかった!!!
ということで、鬼怒川温泉へ行ってまいりました。

余談ですが、
関西の人はワールドスクエアにあまり馴染みがないのですね。
(今回同席してくれたファシリテーター
 あつこさん(関西在住)の反応ではじめて知りました。)
関東のみなさんは既に
あのCMソングが頭をこだましていることと思います。

で、先にお知らせしておきますが、今回は
旅行記に見せかけて、母への文句をただひたすらに綴る回です。笑
何故なら、母を嫌だと思ったエピソードが
旅行中にこれでもかってくらいあふれてきちゃったんだよーーー!!!泣

ですのでこの先は、
人の文句に耐えられる人、もしくは
人の文句が大好物な人
だけ読み進めていただければです。


では早速…

日曜の夕方に講座が終わり、
そのまま鬼怒川へ向かい、宿泊。

翌朝、目的を果たすべく
朝早めの時間に電車に乗りました。

私が宿泊した「鬼怒川温泉駅」から
目的地の「東武ワールドスクエア駅」までは
電車で1駅。

私が乗った電車は
当駅始発だったのかな?定かじゃないけど
とにかく、車内はめちゃくちゃ空いていました。
が、ひと駅だし。ひとりだし。
と思って、ドアのところに立っていました。

そのときふと、脳内に声が聞こえてきたんです。

「空いてるんだから座りなさいよ、みっともない」



は?

なんで立ってたらみっともないんですか?
席が空いてたら全席埋めないと立っちゃダメなんですか??
まじクソ意味不明なんですけど。

聞こえてきたのは、もちろん脳内の母の声。
小学生のときに言われたことをふいに思い出し、
ひとり心の中イライラしてました。。

ここから私の
ひとりに見せかけた母との旅が始まります。

蘇る記憶

①東武ワールドスクエア

私は茨城県出身で、鬼怒川のある栃木県とはお隣同士です。

実家にいた頃「ちょっとした旅行」というと、
栃木県はよく候補に上がる距離感でした。

そして、これは今でもなのですが、
私は子どもの頃から
ミニチュアを眺めるのが大好きです。
癒しの源泉・ミニチュア♡

東武ワールドスクエアは
私が小学生だった1993年にオープン。

当時、すごく行きたかったんですよー。
母に何度か「行ってみたい!」と言ったこともあります。

そのとき母から帰ってきた言葉が

「ただ小さいだけでおもしろくない」



え。
それってあなたの感想ですよね?
(突如現れる、私の中のひろ◯き ←師匠ではない方)

そんな感じで結局、子どものときは
一度も連れてってもらえなかったんですねー。近いのに。

というか今回、人生ではじめて行きました。
そんな意識は全くなかったけど
子どもの頃の自分の夢を、今の自分が叶えてあげた形です。

ちなみに母は当時
PTAか何かでワールドスクエアに行っていました。

えー!お母さんいいなーー!!
お土産買ってきてーーー!!!
と言った記憶があります。

で、買って帰ってきたのが

全面ロゴのフェイスタオル。

、、、なんだそのチョイス!
超絶いらねーー!!!!!

ミニチュアが好きって言ってんだから
それっぽいもん買ってこいや!!!
性格だけじゃなくてお土産センスも最悪って
どーなってんだよ!!!

そもそも、ちっちゃいだけでつまんねーとか知らんわ!!!
娘が行きたいって言ってんだから
しのごの言わずに黙って連れてけーーーーー!!!!!


、、はぁ、、はぁ、、

気を取り直して次進みます。


②家族旅行

この日は月曜日だったのですが、
学校行事の代休なのか
お子さん連れの方も多かったです。

子どもって細かいところまでよく見えるので、
どうしても見るペースがゆっくりなんですよね。
ひとりで周っている私はいつの間にか
前の家族連れに追いついていました。

小学生の娘さんが「ねえママ見てー!」と言っても
「ほら、早く行くよ〜」みたいな感じで
あんまちゃんと見てあげてない。

どちらかというと、
娘のペースに合わせてあげるよりは
家族のペースに娘を合わせる
と言う感じに見えて、
ああ、気持ちはわかるけど
もうちょっといっしょに見てあげてくれ…!
それ本当に一生の思い出になるから…!

と思ってしまいました。

そもそもうちの母は、若い頃から
こういう広いところで歩くとすぐ疲れるタイプでした。
旅行とか行くと
私は父について行って、父とともに母を待つ
という構図が多かったかもしれません。

ワールドスクエアに行きたがらなかったのは
母からしたら、嘘偽りない本音だったんでしょうね。

そういえば
「筑波山行きたい!」
て言ったら
「そんなとこ行きたかねぇ」
と返されたこともありました。笑

しかもこれ、子どものときじゃなくて
今年の話です。笑
いい年寄り相手に、わりと素で腹が立った私です。。


③動物公園

園内には、どこぞの動物公園の模型がありました。
(これも関東民なら伝わるはず!
 ここは「東武」ワールドスクエア!)

ここにも映り込むスカイツリー。ミニチュアとはいえデカい。

あー懐かしい〜。
ここ子どもの頃行ったな〜
あっっっ。

そこでまた、昔の記憶がひとつ湧いてきます。

これも確か、小学校低学年くらいのこと。
どこぞの動物公園で、アトラクションに乗りました。

詳細はうろ覚えなのですが、
真っ暗な部屋で座って、映像を見ながら椅子が動いて
天地がひっくり返るような感覚になるアトラクションです。
プチ絶叫系というか。

で、当時絶叫が苦手だった私。
何もわからず「ここ何?」と中に入ったはいいものの、
始まった瞬間にはもう部屋を出たくて
終始大号泣でした。

どんなものかわからないから、
入ってしまったのは仕方ないと思うんですよ。
問題は、終わって外に出た後。
泣きじゃくる私に対して母は、
謝るでもなく笑ってたのがムカついて
それが未だに記憶に残ってるんですよね。
(この記憶自体も曖昧ですけどね。)

そのとき確か、私たち親子と
いっしょに行った友だち(同級生)親子もいたと思います。
で、その子は平気だったんですね。おもしろかったー!みたいな。
だから余計に「お前だけそんなに怖がって。ハハハ、馬鹿だなぁ」
みたいなニュアンスだったのかもしれません。

でもこちらの怖さレベルはマックスだったので
本音は寄り添ってほしかったですねー。。

された側って、それが消化されていないと
ずーーーーっと、
40年近く経ったとしても覚えてるんですよね。

仮に未消化のまま死んじゃったとしたら。
それが強いと怨霊になるんでしょうな。。


④泣く子ども

広い園内に、精巧な展示物。
じっくり見て周ると結構時間がかかるものです。
(1.5〜2時間くらい?)

すべて見終わって、
ベンチで休憩していました。

するとどこからともなく
子どもの泣き声が。
声の元はだんだんと近づいてきて、
泣いたお子さんを抱っこしたお母さんが
何故か私の隣に座りました。

いや、他にもベンチ空いてんじゃん。笑
まぁ一刻も早く座りたかった、てことにしとくか。

しかし私はこの出来事を
「また私の中身を映し出してしまった…」と感じます。

何を隠そう、うちの家族は
小さい子の泣き声に異様に反応するんです。
特に、公共の場で大声で泣く子がいたら

「あんなデカい声で子どもを泣かせておいて💢」

と必ず言います。
(意訳:親は何やってんだ)

亡き父は母よりもっと敏感でしたので、
そういう価値観の両親のもと育った私たちキョーダイは
そりゃ外面だけは良くなるよな、と納得です。

私は、子育てを通して
子どもが必ず親の言う通りになるとは限らないことを知れたので、
泣き声で腹が立つことはなくなりました。
(その昔は親と同じようにイライラしてましたよ。成長した。)

旅の思い出も少々

さて、ここからは楽しい話もしておきます!

ワールドスクエア内をまわっている最中、
母の走馬灯がよぎっていた一方で
ひとりニヤニヤもしておりました。
(ニヤニヤ隠しに便利なマスク。)

この日は、ご夫婦やカップルで来ているお客さんも
意外と多かったのですが、
いい歳したおじさまが、奥さんを前に
「あっあれ、タージマハル!タージマハルだよね!?」
とかはしゃいで写真撮ってる姿を見て
何とも微笑ましい気持ちになっておりました。

あとは何といっても、シュールな景色ね。笑
例えば

背景がど田舎のスカイツリー
普通の鉄塔に馴染むスカイツリー
突如現実に引き戻す園内案内
ビックサンダーを彷彿とさせるマウンテン

などなど。

小さいけど精巧につくられてるんですよー。
本当、見入っちゃいます。
例えばこれ。

奈良の唐招提寺

これ、周りの植栽も
建物に合わせたサイズになってるんですよ!
こんなことできるの!?
すごい!!!

ほぼ開園と同時くらいの時間に行ったからなのか、
園内の至る所でメンテナンス作業もおこなわれていました。

台北101。写真左下で屈んでいる方は、ペンキ塗り作業中でした。

いつ行っても良い状態で楽しめる裏には
必ず人の手があります。感謝ですね。

まとめ

いやほんっとに、最近になってしみじみ
うちの家族とか周りの人って
みんな性格悪かったんだなーと実感しているところです。

なんでこんなタイトルにしたかというと
実際母と2人で旅行したとしても
同じようにイライラしただろうな、と
容易に想像できたからです。笑

でも、結構吐き出してるつもりなのに
旅行先でまで母を思い出してイライラしてしまうのは
私は未だに母に甘えているとも言えると思います。

ただ受け止めてほしかったんですよ、無条件で。
それに尽きます。

それを今から母に望むことは
叶わないので(生きてるけど)、
別の方法で解消させるためにも
私は心理学を学び始めたのでした。

ということで、
私のワールドスクエアへの旅はこんな感じで終わりです。
もしみなさんが行ったときには是非
テーマパークに集中して楽しんでくださいね。笑

ちなみに、天気が曇っていたので
写真が全部暗い!!
無修正、ご容赦ください🙏


この後、龍王峡という渓谷にも足を運んだのですが
ワールドスクエアにいるときとはまた心境がちがったので
別で記事を書きました
よかったらこちらも読んでね。

じゃあね!

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響心(にこ)
受け取り下手な私は「与える」「受け取る」が今年の課題です。 「おまえにチップ与えてやってもいいぜ」という方がいたら、受け取る練習をさせていただけたらうれしいです、、! より良い記事やカウンセリングを提供することで還元できたらと思っています。

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