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5歳次女のタブレット学習に「RISUキッズ」を試してみた話

最近次女(5歳)の家庭学習について悩んでいます。

保育園に通っているうちに、ひらながとカタカナは読み書きできるようになってほしいなと思い、年中さんからワークタイプの通信講座を受講していました。始める前は本人もめちゃくちゃやる気!しかし、いざ始めてみると、分からないとつまずくと一気にやる気ゼロに。そんな日は何を言っても勉強を再開するのが難しくなります。また、平日保育園から帰ってきておやつタイムに入ると、なかなか勉強タイムへ切り替えるのが難しい状態でした。

これは次女の性格の問題なのかもしれませんが・・・

「平日は疲れちゃうからお休みの日にやるね。」と次女が言うので、本人の意思を尊重し、土日に「ワークやろうか!」と声をかけて取り組んでみても、たまりにたまったワークは終わらずに、翌月のワークが届いてしまうこともしばしばありました。そして、気がつくと終わっていないワークが3ヵ月分もたまっていたのです。

「やらなきゃいけない」「でも分からない」「難しいからやりたくない」と、ワークを全部やるという目標が、次女にとってはあまりにも遠くにある目標となってしまい、彼女の心は勉強から離脱していくことに。

これでは続かない。

焦らず次女のペースでクリアしていければ、毎月きちんとできなくてもいいかなと思っていましたが、どうやってフォローしてあげればいいのか悩む日々が続きました。月日が流れるごとに、次第に勉強をすること自体が次女のストレスになっていると感じたため、ワークタイプの通信講座は解約することにしたのです。

どんな勉強方法が次女には向いているのかな?楽しく勉強するにはどうやってフォローすればいいのだろう?長女が受講しているタブレット学習に入っているゲームを目的に、次女もタブレットに触る事があったので、もしかしてタブレット学習なら次女でもできるかもしれないと考えていたちょうどその時、RISU Japanさんからタブレット学習のお試しのご案内をいただきました。

なんてタイムリーなんだ!次女がタブレットで勉強することに抵抗なく取り組むことができるか気になっていたので、お試しのご依頼をお引き受けすることにしました。

RISUきっずってなに?

RISUは算数に特化したタブレット型の通信教材です。「RISU算数」は小学生を対象に、「RISUきっず」は年中さん、年長さんを対象としたコースになっています。今回は次女(5歳)の学習としてRISUきっずを受講しました。

RISUきっずでは、小学1年生の算数前半までの内容を先取りし、「算数基礎力」を身につけていきます。それにプラスして思考力を問われる問題も多数出題され、①道筋をたてて考える「倫理的史考力」②物事の本質を導き出す「読解力」③解き方を他問題で活用できる「応用力」など、思考の柔軟性を育むことができる全12ステージのカリキュラムとなっています。

<RISUきっずの12ステージ>
ステージ1 かずをかぞえよう①「1~15までの数え方と並び」
ステージ2 かずをかぞえよう②「30までの数え方と並び」
ステージ3 かずをかぞえよう③「50までの数え方と並び」
ステージ4 たしざんをしよう①「+1~3までの足し算」
ステージ5 たしざんをしよう②「+5までの足し算/2桁+2までの足し算」
ステージ6 ひきざんをしょう①「-1~3までの引き算」
ステージ7 ひきざんをしよう②「-4までの引き算/2桁-2までの引き算」
ステージ8 おおきいのはどっち?「2種類が混在するイラストの大小比較」
ステージ9 くらべてみよう「大きさ・長さなど様々な比較」
ステージ10 とけいをよんでみよう「アナログ・デジタル時計の読み方」
ステージ11 なかまわけしよう「同じ種類のイラストの仲間分け・判別」
ステージ12 さいごのテスト「ステージ1~11までの総復習」

そもそもなんで算数特化なの?

RISU算数、RISUきっずという通信教材サービスを提供するRISU Japan株式会社の代表取締役を務める今木智隆さんの著書「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」という本の簡易版が、タブレットに同梱されていました。その内容を読むとなるほどと納得することが書かれています。

「算数はあとから漫然と勉強をしても追いつくことはできません」
算数は前から順番にクリアしていくことが必要です。たとえば「位」の概念が身につかなければ、少数や分数の理解が追いつかなくなります。

「数学が黄色信号の子は物理はかなりの確率で赤信号が点り、結果的に2教科の成績があげられなくなってしまいます」

・・・たしかに。

苦手な教科が出てくると、勉強すること自体が苦手と思うようになるそうです。算数は解き方が決まっており、正しい勉強方法さえ理解すれば誰でも良い点数がとれる教科だと書かれています。でも、大勢で受ける学校の授業ではさらっと進んでしまうし、正しく理解している大人が近くにいなければ、教えてもらうこともできない。こうして理解できないままでいるから、苦手になってしまうんですね。

RISUはそんな苦手を克服するために、一人ひとりの学習データを分析して、その子にピッタリの問題とレッスン動画を配信してくれます。また、忘れてしまいがちなタイミングや、間違いの多かった問題の復習を自動出題し、学習を定着させることができるのです!

苦手をそのままにせずに基礎から順にフォローをして、勉強すること自体を習慣にしていくこと、算数を克服していくことが目的なのかなと、RISU算数、RISUきっずの案内を見て思いました。


実際に「RISUきっず」で勉強してみよう!

タブレットが届く前から「次女ちゃん専用のお勉強のタブレットが届くよ~」と話をしていたので、次女は「まだ届かないのかな~」とわくわくしながら待っていました。夕方にタブレットが届くと、早速「今すぐお勉強やりたい!」と、珍しくかなり食い気味な様子。いい感じに興味持ってくれているので、早速電源を入れてスタート。

最初に操作方法などのチュートリアルが始まるので、子供と一緒に見ることをおすすめします。RISUタブレット自体難しい操作はありません。5歳の次女も最初に説明をすると、ある程度はひとりで操作することができました。

チュートリアルが終わると問題のダウンロードが始まるのですが、金曜の夜だったこともあり、我が家のマンションの光回線が激混み状態・・・。ダウンロードが完了するまでに15分弱かかってしまい、次女も退屈そうに待ちくたびれてしまいました。

さあ、気を取り直して早速学習スタート!!

おすすめポイント①:問題文の音声読み上げ機能がついている

問題文はひらがなで記載されています。まだひらながを習得していないお子さんでも、RISUきっずなら問題文の音声読み上げ機能がついているので、自分のペースで学習を進めていくことも可能です。また、問題文の文字と音声読み上げをうまく使うと、ひらながや言葉の勉強として使うこともできそうです。

次女の場合は、ゆっくりとひらながを読めるレベルです。音声読み上げ機能を使って自分で問題を解こうとすることもありましたが、問題の意味自体を理解できない時もあったため、そういったお子さんには親のフォローは必要だと思います。

でも、これも最初だけ。

RISUきっずでは、学習した内容を忘れてしまいそうなタイミングで復習問題が出題されます。似たような問題が出題されると、説明をしなくてもすぐに理解をして、どんどんと問題を解いていけるようになっていました。そして、自分で進められたときこそ褒めポイント!!こういったタイミングを忘れずに褒めてフォローをすると、子どもが勉強を続けるモチベーションにもなりますね。

我が家の次女も褒めて伸びるタイプです。できた時にはこれでもかってくらい褒め称えます。そうすると「もうここまでできたよ!」「こんなの簡単!」「もっと勉強したい!」と意欲的に取り組むことができました。

おすすめポイント②:視覚・聴覚で成功体験をさせ自信をつけさせる

問題に正解すると、「チャラララ~ン♪」の音楽とともに画面には100点の文字が表示されます。正解と分かる音と、100点満点という文字が成功体験となり、さらに子どものやる気が上がります。問題を解いてこの音を聞くたびに「よっしゃ!」とガッツポーズをする次女。この成功体験が子どもの「勉強ができた」という自信につながりますね。

初日にRISUきっずで勉強を始めた時は「まだ続きやりたい!」と、楽しそうに取り組む次女でしたが、寝る時間になってしまったのでその日は途中で終了することに。翌日、朝食の準備をしている間に、次女が自ら昨日の問題の続きに取り組んでいました。まだまだ数字を理解するという算数の入口ですが、もっと勉強をしたいと意欲的に取り組むことができるようになり、たったの1日(正確には15分)で子供の成長を感じたのです。

おすすめポイント③:テンポよく短時間で集中して学習することができる

1問に対して2~4個の問題が出題されます。問題数も多くなく、操作も簡単なので、とてもテンポよく問題に取り込むことができます。次女もさくさくと次々と問題を進めていき、初日は15分程度で25問中15問まで進むことができました。1問1分のペースですね。だらだらと勉強をしていても子どもの集中力ってそう長くは続かないので、テンポよく効率的に学習を進められるのはとても良いと思いました。

おすすめポイント④:タブレットに直接メモを書き込むことができる

RISUきっずの操作方法として、問題を解く時は専用のタッチペンを使い、いくつかある答えの中から回答を選択するようになっています。

例えば「かずをかぞえよう」の問題で、「にんじんのかずはいくつ?」みたいな問題が出たら、子どもは絵をひとつひとつ数えながら答えを考えます。その時に、このタブレットに直接書き込みができる機能がとっても便利なんです。

タブレットに直接書き込みができないと、どのにんじんを数えたのか途中で分からなくなってしまうことがあります。しかしRISUきっずのタブレットは、画面のどこへでもメモを書き込むことができるので、数えたにんじんにしるしをつけながら数えることができます。そうすれば「あれ?これかぞえたなか?」と子どもは迷うことなく考えることができるのです。

おすすめポイント⑤:がんばりポイントを貯めて子どものやる気がアップ!しかも、豪華なプレゼント付き!

問題を解いて100点をとると、がんばりポイントが10ポイントもらえます。このポイントがどんどん増えていくと、「もうこんなにポイントが貯まったんだよ~!すごいでしょう?」と得意気になる次女。頑張った分だけ目に見えてポイントが増えていくのは、子どものモチベーションアップにはとても効果的に思いました。

しかも、よく見るとポイントの下には「プレゼントをもらう」の表記があります。見てみると、貯まったポイントに応じてプレゼントがもらえるようです。ラインナップとしては文房具系が多くなっていますが、なんとiPhone 8なんて豪華プレゼントまでありました!250,000ポイントとかなり高ポイントでしたけどね。

おすすめポイント⑥:最適なタイミングでフォローメールが届く

問題を解き進めていくと、適時フォローメールが届きます。

メールには学習した内容や、褒めるポイントなどが記載されているので、子どもが一人で学習を進めていても、どこまでやったかが分かるようになっています。継続的な学習習慣を定着させるには、家族からのフォローも必要となるので、「ここまでできた」「こんな問題が解けた」など、きちんと言葉で褒めてあげることも大切です。仕事や家事が忙しく、なかなか勉強を見てあげられない時は、このフォローメールは親としてとてもありがたく感じました。メールが届くと「最近勉強頑張っているね」など、子供を褒めるタイミングだ!と気づかされるからです。

反対に、学習の乱れがあった場合にはアラートとしてメールが配信されます。最近学習できていないと、何度かメールが届きました。難しく分からない問題でつまずいて、勉強から少し遠ざかってしまっていたからです。そんな時はどこが分からないか一緒に考えないとなかなか進めないので、ここが苦手を克服するポイントになります。このアラートが届いても放置してしまうと、先に書いた「勉強(算数)が苦手な子」になってしまうのです。

ただ、我が家の次女の性格でしょうか。苦手をフォローしようとしても引きずるタイプなのか、なかなか上手くフォローができませんでした。これはもう個人の性格の問題なのかな?長女の時と違いすぎて、子育てって難しいと改めて思わされました。

おすすめポイント⑦:東大生らトップチューターからのレッスン動画

学習データをもとに東大生らトップチュータから、フォローメールとともにレッスン動画が送られてきます。この動画はメールだけではなくタブレットにも配信されるのでそちらから見ることも可能です。

動画の内容としては、レッスンのポイントや解説動画です。我が家の次女は動画を見るだけでは内容を理解しきれず、親からの補足やもう少し砕けた説明をしないといけませんでした。(子どもの分かる単語や例えを選んで説明が必要でした。)ゆっくり丁寧に説明をしてくれる動画なので、ある程度学習習慣があるお子さんでしたら、動画を見るだけで内容を理解できると思います。

そして、私がおすすめするポイントは、この動画を見ると親もどんな内容のレッスンなのか理解できること。そして、教え方のヒントを得ることができるのです!

ある問題で次女がつまずいてしまった時、私が解き方を説明してみましたが「ママの言っている意味分からない!」と言われ、その日の勉強は終了してしまいました。どうやって説明すればいいか悩んでいる時に、この動画を見て「ああ、こうやって教えてあげればいいんだ」と、私自身が学ぶことができました。

翌日、動画から教え方のヒントを得て、再度次女に説明してみると「ああ~、なるほど、なるほど。そういうことね~。」と、理解できた様子。その後は同じような内容の問題は難なくクリアすることができたのです。

RISUきっずの料金について

気になる料金についてですが、RISUきっずの料金は年額一括12ヶ月分で29,760円(税抜)です。1ヶ月あたり2,480円(税抜)ということになります。しかも、入会金や教材費などの追加料金もありません。そして、驚くことにタブレット代も不要なのです!!

別途1,980円を支払い保険に加入しておくと、タブレット破損時の交換費用24,000円が5,980円(税込)になるサポートサービスもあります。

他社の通信型のタブレット学習講座については、ほとんど別途タブレット代が発生するので、受講費以外に費用が一切かからないというのは驚きです。RISUきっずの受講料は年額一括払いのみですが、ふつうの塾に行くよりははるかにお得に受講することができますね。

ちなみに、小学生向けRISU算数の受講費については、学習のスピードによって異なる金額となるようなので、こちらを参考にしてくだい。

RISUきっずを学習してからの次女の変化

RISUきっずを学習してみた感想としては、算数の勉強を基礎からしっかりとやりたい人にはかなりおすすめです。今回お試しをしてみて、次女が大きく成長したことが3つあります。

まず1つ目は、大きい数字を理解することができました。RISUきっずを始める前までは、なんとか20まで数えられるかな、というレベルでした。20までもかなり危うい感じで、数字が飛んでしまうこともしばしば。そんな次女でしたが、RISUきっずに取り組むようになってから、すらすらと50くらいまでは数えることができるようになりました!

本当は100くらいまで理解してほしいなと思っていましたが、まだまだ2桁の数字の数え方の理解がきちんとできていないようなので、引き続き頑張っていきたいと思います。

2つ目は、簡単な足し算や引き算を理解できるようになりました。これは本当にびっくり!しかも、私が横でフォローすることなく、問題を解いていくことで理解することができたようなのです。

RISUきっずの問題は、カラフルなイラストで構成されています。その為、足し算、引き算の問題も始めのうちはイラストを用いた問題が何度も出題されるのです。途中イラストの下に数字が記載されている問題へと変わり、最終的には数字だけの計算式の問題になります。段階を踏んで繰り返し問題が出題されることで、きちんと理解することができたのだと思います。

そして、3つ目は勉強方法が分かるようになったこと。

ある日、急にやる気スイッチが入った次女は、夕飯の準備をしている私の横で、ひとりでRISUきっずの勉強をしていました。操作方法もほぼ分かるようになり、読み上げ機能を使いながら、もくもくと問題を解いていたのです。15分程度で1ステージを終えて次のステージへ進み、初日とは比べものにならないくらいしっかりと学習に取り組むことができるようになっていました。

どんどん問題が解けていくのが面白いようで、「勉強するの楽しい!」と言うほどになっていました。ワークタイプの家庭学習の頃は「勉強きらい」と言いなかなか進めずにいたのに、この変わりようには本当に驚きました。

結果として、次女にはタブレット学習があっていたようです。

RISUきっずを試してみて感じたデメリット

RISUきっずは算数特化のタブレット学習です。だから、算数の勉強をしっかりやりたい方にはかなりおすすめです。でも、他の教科も勉強させたいと思うのであれば、RISUきっず+その他の学習が必要になります。

小学校入学前に、ひらがな、カタナカの読み書き、時計の読み方も身につけてほしいと思っていたので、これだけの学習ではちょっと物足りなく感じてしまうのが正直なところですね。

ただ、もともと「算数特化」とアピールしている教材の為、数字の苦手を克服したい、勉強を好きになってもらいたい、算数を重点的に勉強させたいと思っている方には、ぴったりの教材だと思います。

気になる方は1週間お試しキャンペーンがあります

RISUには1週間のお試しキャンペーンがあります。我が家の次女みたいにタブレット学習をきちんと取り組むことができるのか不安、どんな学習ができるのか実際の教材を見てみたいという方にはうれしいですね。

クーポンコード「add07a」を入力すると、コチラのお試しキャンペーンに申し込みができるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。

▼RISUきっず1週間お試しキャンペーン

▼RISU算数1週間お試しキャンペーン

ちなみに、お試しキャンペーン後にそのままお申し込みの方は、費用は一切かかりません。お試しキャンペーンだけで終了する場合は1,980円(税別)の費用がかかります。お試しとはいえど、サンプル問題ではなく実際の受講コースの問題が出題されるので、どんな問題が出されるのか気になる方は試してみるのもいいかもしれないです。

最後に

長女が通信講座を受講し始めた10年前は、ワークタイプの教材があたりまえでした。次第にタブレット学習も登場してきましたが、「最初に文字を書いて勉強するなら、やっぱり実際に書くのがいいでしょう!」と私は思っていました。

でも、時代は変わっているのですね。

今回お試しをしてみて、勉強の最初の入口がタブレット学習でも問題ないなと感じました。むしろ、こっちのほうが子どもの興味関心が強いように思います。今年に入ってから、長女の通う公立小学校でもひとり1台のiPadによる学習が始まりました。次女や長男が小学校に通う頃には、もっと当たり前になっているでしょう。

「勉強とはこうするものだ」「昔はこうやって勉強してきた」ではなく、時代に合わせて親自身が寄り添ってあげることが、子どもたちの興味関心を引出し、成長するチャンスを見つけてあげられるのかなと思います。

RISU Japanさん、この度は素敵なご縁をありがとうございました。





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