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断捨離もまた愉し

カメラのたのしみ方と写真のたのしみ方

ご趣味は、と問われると、絵と写真ですと答える時平です。
そもそもの切っ掛けが、絵を描く資料をデータに収めるために購入したKodakのDC215zoomが意外と綺麗に写ったからという。
あ、これはオモシロイぞ、と、そこからのめり込むようになりました。
ハマりだすと厄介なもので、ネットで色々調べ、家電屋に出向き、あれこれ買い替え、フィルムカメラに手を出し、DC4800zoomでマニュアル撮影の楽しさを覚え、MZ-3で一眼レフデビューを果たし、と、坂を転がるが如く沼に浸かっていきました。
かれこれ20年、色々撮って楽しんだ気もするのですが、ふと思い返すと、撮ることより機材に溺れただけだった気もしなくはないな、と、写真データを整理しながら頭を抱えている最中です。

モノとしてのカメラをたのしむ

今手元には、ミノルタハイマチックF、リコー500GS、ペンタックスK-5、オリンパスE-PL3と幾つかのレンズを残しており、シチュエーションに応じて持ち出す感じでカメラとお付き合いしています。
なかでも取り分け500GSは気に入っており、レンズシャッターのチャッという音を楽しむために、大した事のない町並みを撮りに持ち出しております。
あとのお気に入りは、Kマウント改造ベス単。
百年前のレンズで撮る撮影会モデルさんは格別です。

で、結局何が好きなの?

要するに僕は、バイクやスクーターをシチュエーションに合わせて乗り換えるが如く、カメラという機械を操り、手入れし、眺めつつ、写真を撮るという行動が好きなのだな、と改めて思うわけで、結果は割と二の次なのだなと、今更ながらにその業の深い遊びを楽しんでいる最中なのだな、と。

撮りたいものがないのにカメラを楽しむというのはこういうことなのだな、と。
そんなことを考えつつ、使わない機材を断捨離するのもまた愉しい、のだろうか。

#カメラのたのしみ方

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