2022名古屋水道展に出展。「楽ちゃく」実演ブースが大盛況!
ポートメッセなごやで10月に開催された2022名古屋水道展に出展してまいりました。コロナ禍を経て3年ぶりの実開催となった水道展。参加者も、各社ブースも、気合が入っており熱気がうずまいていました。
当社は…というと、ロゴを一新し、パーパス「水が途切れない世界を実現する」を掲げてから初の出展となりました。
「楽ちゃく」のデモは人だかり
今回の展示では、水道事業体や工事事業者の皆さまから、「工事が簡単に、安全にできるようになった」と好評を頂いている「楽ちゃく」の実演ブースを用意いたしました。
楽ちゃくとは、埋設管と新設管の芯だし機能と接合機能を有した特許出願済みのプリセット接合工具です。
バンドに、接合作業現地でサポートアームをワンタッチで取り付けることにより、素早い芯だしが可能となり、スムーズに接合作業へ移行できます。
「楽ちゃく」は全ての作業を管上から行うことができるため、作業性・視認性向上に加え、クリーンな作業が可能であり、現場に寄り添った構造設計となっています。
楽ちゃくについての詳細はこちらをご覧ください。
東京ガスネットワーク㈱さんと共同で遠隔監視システムを
また、東京ガスネットワーク㈱さんと共同で行う、インフラ設備の遠隔監視ソリューションについても展示にてご紹介をいたしました。
これまで、水道管路など異常が起こっても、基本的には異常箇所や原因は人力で確認し、対処するしかありませんでした。
そのため、対処が遅れて被害が広がるといったことも起こっていました。それを、マンホール内の弁などの機器に計測器を取り付けてその情報を発信させて、遠隔で監視しようというのが本システムです。
しかしここで問題点が。ダクタイル鋳鉄製のマンホール鉄蓋は非常に電波を通しにくいのです。
そこで、アンテナユニットをマンホール鉄蓋に取り付けるという解決策を共同で開発しました。このシステムをつかうことで、安定した通信が可能となり、遠隔システムを使って異常を認識できるようになるんです。
本ソリューションの導入により、現地での点検・保守作業の大幅な削減に加え、災害発生時の素早い被害状況の把握もできるようになります。少人数で運営されている水道事業体様にうまく活用いただき、お役立ていただければと思っております。
正直、まだまだテクノロジーの導入が進んでいない業界です。安全を守るためにも、貢献していきたいところです。
㈱水研さんのブースには共同開発の「KATANAバルブ」
そしてこちらは、㈱水研さんのブースに展示してある「KATANAバルブ」です。
当社と㈱水研さんが知的財産を共同保有しているポリエチレン管用不断水バルブで、当社が製造を担当しています。
「KATANAバルブ」を用いると、切粉を一切混入させることなく短時間で簡単に管路にバルブを設置できるため、水質確保や施工時間の短縮に繋がります。9月から、75ミリ〜150ミリのポリエチレン管にも対応できるようになりました。
海外ではポリエチレン管の需要が高く、期待をいただいています。
このブースも大盛況でした!!
DXツールアプリ「だいさくくん」も
そして、マンホール蓋の点検・調査、記録までを全てスマホで完結でできる、当社期待の新商品「だいさくくん」についても展示を行いました。
だいさくくんとは、事業体様・点検業者様向けに、下水道のマンホール蓋・本体の点検・調査から維持管理までをスマートフォンやタブレットで効率的に包括できるDXツールアプリです。
スマートフォン・タブレットのGPSから現在地情報を取得し、下水道台帳から現在地付近の点検・調査対象施設情報を簡単に取得し入力ができるので、時短や効率化がはかれます。
もしかしたら、新たな協業への出会いも?
今回の水道展では、水道にまつわる企業様の最新テクノロジーや向かう方向性について、久々に情報交換ができ、非常に有意義な時間でした。
もしかしたら、いずれ協業できるのではないかと思う企業様との出会いも…。これからも、水が途切れない世界の実現のため、業界各社と切磋琢磨しながら頑張っていきます!
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