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Ourthing:商品化に向けての打ち合わせ


↑ことの起こりはこちらから!


そんなこんなで、ついに目的地であるourthingさまの店舗に訪れた我々。
当日は今にも雪が降りそうな空模様。
寒さで鳩のように首を埋めながら入店する我々を、店内の暖かな空気が包みます。


ワ…



ウッ…



これは…


ワ ク ワ ク が 止 ま ら な い !


Dr.STONEの千空なら完全に決め台詞言ってましたね、完全に。
Dr.STONEの千空じゃなくてよかった。現実で「唆るぜ、これは」とか言ってたらそっと距離置かれちゃうから。

キャンプギア大好き芸人のnote担当としては、こんなに心踊る(エンジョイ音楽は鳴り続ける It's join届けたい胸の鼓動)空間はありません。

有名どころから新進気鋭のブランドまで、店主さまがセレクトした機能美溢れるアイテムがそこかしこに並びます。

したい…山登りもキャンプも、したい…

不思議なもので、良い道具を見ると、それを使っている自分を想像してしまうものです。そして実際に手に取って質感を確かめると、さらに使用シーンへ没入。トンカチを手にした人は目に映る全てのものが釘に見えるといいます。買いたくなっちゃうよ、こんなの!


「山と暮らしの道具店」。
OurthingさまのWebサイトにはそんな文言が添えられています。
名峰、栗駒山の麓に位置する六日町通り商店街にOurthingさまがあるありがたさ。
地元の方も、観光で来られた方も間違いなく満足できるお店だと感じました。


ただ、もちろん我々は観光しにきたわけではありません。
パッケージデザインアワードで受賞した学生さんと講師、そしてクライアントであるOurthingさまの三者面談、もとい商品化に向けた打ち合わせがゆるりと始まります。

「実際に印刷かけるとコストどれくらいかかりますかね?」
「この加工を入れると少し高くなるので、ここはこうして」

デザイナーとして最前線で活動にしている講師が、最初に大まかな先方の希望やコスト感を調整くださいます。それを必死にiPadにメモする学生さん。

「◯◯さん、これは再現できそう?」
「…なんとかやってみます…!!!」


先方から潜在的なニーズまで引き出し、それを噛み砕いて学生さんに伝えてくださる講師。

先方と学生さんの間に講師が入ってくださるので、スムーズにやれること、やるべきことがすとん、と双方で理解できているな、と近くで見ていて感じました。


講師の先生方の聡明さと思いやりで成り立っている学校です、本当に…
いつも学生さんの成長のために、ありがとうございます!

そしてメモをとる学生さんのメモがかっこよくて、分かりやすすぎて、そっちもそっちですごいんかい!と心の中でズコー!としていました。


猫ちゃんの可愛いイラストが目印の受賞作品


実際にレイアウトの中に並べてみて、ここはもう少し…と意見を酌み交わす場面も。決めるところははっきりと決め、終始和やかに、しかしできないことはきちんとできないと伝え、学生さんも先方も納得いく形で打ち合わせは終了しました。


実際に商品として店舗に並べられるにはまだいくつかハードルがありますが、講師と学生さん一丸となって乗り越えてくれるものと確信しています。

発売されたら普通に買いに行きたいな。


その後は、皆でこれに参加したいねという話をしたりしました。

普通にワカサギ釣りはしたいけど、
「ワカサギ釣り宿泊プラン連続殺◯事件」ごっこもしたい〜!
街へ続く唯一の橋が何者かの手によって破壊されて孤立したりしたいよ〜!!




言うてはりますけど







見学の最後は、カフェ「かいめんこや」さんで打ち合わせの振り返り。
明治時代から「開明香(かいめんこう)」という目薬を扱う薬屋だった家屋を、リノベーションしてカフェとなったという歴史があるそうです。



天体図かと思ったら、ミラーボールでした。
カフェにミラーボール?「豚に真珠」「猫に小判」に並ぼうとしてる?

お店の方にお話を聞くと、こちらはたまに小さなライブ会場になることがあるそうで、そのための設備とのこと。こんな素敵空間でのライブ、ムーディーすぎますね…



帰り際、ややサイバーパンク感のあるたい焼きと


銀歯を持っていかれそう(だけど自然な甘みがめちゃGood)な飴を購入し、学校へ戻ります。
六日町通り商店街、狩人の店主が「熊そば」提供するお店、ものすごい大盛りで提供されるファミレスなど、まだまだ行けていないお店がたくさんあるのでまた行きたい!と強く思わせる商店街でした。

帰りの車内では、「熊が本当に怖い」という話で盛り上がりましたね。
熊には気をつけましょう。

学生さんにとっても、note担当にとっても勉強になる時間になりました!
お膳立てくださった講師の先生、ご協力くださったOurthingさま、本当にありがとうございました!


(終わり)

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