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卒展終われど創作死せず|卒展ダイジェスト

先日、無事に卒業制作展示会(以下卒展)が終了しました!

ご来場頂いた皆さま、会場を提供下さったせんだいメディアテーク様、ありがとうございました。そして長い時間準備してきた学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

時期が時期だけに例年よりもかなり落ち着いた動員数でしたが、それが正しい姿。今年はWeb上での公開もあったので、そちらでお楽しみいただいたという方も多いのではないでしょうか?

↑こちらのページにて360°カメラで撮影した卒展の様子をご覧になれますので、ぜひ覗いてみてくださいね。公開は2月末までを予定しております!


そして今回のnoteでは、360°カメラでも伝わり切らない細かな卒展の魅力を、裏話など交えながらダイジェストお伝えいたします。

長くなりそうなので2週に分けますね!

①コミックイラスト科

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コミックイラスト科は、アニメやゲームの世界に登場するようなキャラクターを一枚絵として描画することがメインの科。

卒展では、自身のオリジナル作品の主人公たちを生き生きと展示していたのが印象的でした。

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△イラストだけでなく、小物でも世界観を演出。手前のノートには来場者が感想を記すことができる。

また、コミックイラスト科では「グッズ展開」も魅力の一つ。

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自分の描いたキャラクターをアクリルキーホルダーにしたり、ポストカードにしたり、タオルにしたり。表現は二次元のみに留まりません。

何をどれくらい作るかは学生の自由。先生方に相談しながら自分で印刷所やグッズの業者さんとやり取りし、多面的な展開方法を学びます。自分で考えて動くのは少し億劫だったかもしれませんが、きっとこれからの創作活動に役立ちますよ…!

細かで鮮やかな背景や息遣いを感じるキャラクターの躍動に心奪われる展示でした。

②ライトノベル科(現:小説科)

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ライトノベル科では自身で書き上げた大作を全編公開。きちんと読みたい方用に文庫版を、時間がない方用に書き出しの部分やあらすじなどファイリングしたものが準備されてあります。

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△長い時間をかけて講師と二人三脚で書き上げた作品。時間や気力の管理が鍵。

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ちなみに表紙はゲームイラスト科やコミックイラスト科の学生に依頼し作成してもらったもの。作品の世界観やキャラクター像を伝え、書き上げてもらいます。科を超えたコラボをを通して、互いに勉強していく形ですね。


③イラストレーション科

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イラストレーション科では普段から様々な表現技法を学んでいるだけあり、応用を効かせた挑戦的な展示が多かったですね。平面から立体まで、見ていて飽きない作品ばかりでした。

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△博物館に届いた差出人不明の手紙と古文書、という設定で展示された作品。作品のクオリティもさることながら、見る人を引き込む導入や展示技法がにくい。

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イラストレーション科には直接的に立体物を作る授業はありません。しかしながら、自身の想像を形にするため、雑貨デザイン科講師陣にアドバイスをもらいながら展示の最適解を模索しました。

平面に留まらない、見応えのある展示は努力のたまものですね。


④マンガ科

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マンガ科は読切の冊子や扉絵の展示がメイン。壮大なストーリーに引き込まれるよページがあれば、日常の何気ない幸せを描いたものも。作者によってガラリと作風も台詞回しも違うので、ビッフェ形式のレストランで窪みがたくさんある皿を手に取った時のようなワクワクした気持ちになります。

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△pixivコミックの「今週の注目作品」にも選出されたことのあるマンガの展示。作画だけでなく、展示までハイクオリティとは…!ちなみに作品はこちらから読めます↓

https://www.pixiv.net/artworks/94607662

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きらりと光る初期衝動を感じる作品の連続で、次に会う時は週刊誌の誌面かな、と期待せずにはいられない展示群でした!


⑤グラフィックデザイン科

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グラフィックデザイン科ではパッケージやポスター、Webページなど身近にある様々なデザインを手掛けます。伝えたいことも作るものも十人十色、ある意味今回の卒展中で最も「個性」が出る展示だったのではないでしょうか。

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カスタムできるノートのサービスやその説明書を作ったり…


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自分でコップをデザインしたり…


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猫の医学誌を作ったり…


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自分のファッションブランドを作る学生もいました。しかもこの服、特注らしいです。


このマネキン…どこかで見覚えが…

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晴れ舞台に立てて良かったです。


来週も引き続き卒展の様子をお伝えしますので、お楽しみに!


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