
2度目の函館 グルメ編
円安が止まりませんね。
娘が中学に進学するタイミング。
親と一緒に行ってくれるうちに(もう徐々に喜ばなくなってきた)、旅行に行きたいね、久々に飛行機に乗りたいねと家族会議を開いたのが、ANAの早割適用期限の今年の正月でした。
だけど、この円安。庶民の旅行に海外はハードルが高い。
国内で美味しいものを食べまくるぜ、と向かった先は函館です。
1日目 昼ごはん 鮨処木はら

手前左端はマス(サーモンでなく)との説明でした。
初回からド本命の寿司です。
こちらは1度目の函館(16年前!)にも行ったお店で、その味とコスパが忘れられず、再訪しました。
今回はお子様(娘)がいたので個室にしましたが、やっぱりカウンターがお薦めです。


対岸は大間です。だからもちろんマグロは最高!
昼間からのビールは至福!!
1日目 晩ごはん ラーメン二代目ひらき家
鮨処木はらから歩いてすぐの宿に、一旦チェックイン。
今回の旅の宿は「湯の川プリンホテル渚亭」。プリンスとありますが、プリンスホテル系列ではありません。
部屋に入るとほっこりしたのか、直ぐに寝落ちした夫を置いといて、娘と早速にひとっ風呂(温泉)。
ウェルカムドリンクを飲んだりしていたら、すでに19時前です。

時間も時間だし、晩ごはんはラーメンにするか。
1日目にして2大巨頭(寿司・ラーメン)を食します。
湯の川温泉近くのラーメン屋は閉店時間が早い上に、めあてのお店はスープが終了しましたとな。
このままでは夕食難民になってしまう恐れあり。
それは避けたいと、函館市電に乗って五稜郭公園前の「ラーメン二代目ひらき家」を目指します。
函館市電の五稜郭公園前は京都でいうところの四条河原町(名古屋なら栄?)みたいなところかな。
デパート(丸井今井)もあるし、夜も遅くまでやっている店が多く、活気があった。地元民が多い。
結局、晩ごはんのたびに五稜郭公園前に通った。

コーン増しでお願いしました。ゆえに、コーン専用スプ-ン(穴あき)が添えてありました。
千円で十分おつりがくるラーメン1杯。インバウンドの観光客にとっては激安なんでしょうねぇ。
2日目 朝ごはん ホテル
ホテルビュッフェです。
大好物のイクラをかけ放題の海鮮丼しちゃうもんね~。これが宿を決める大きな要素(のひとつ)でした。

右側に写っている温泉卵を味変にした。
写真のような丼を2杯×2朝食=4杯、食べました。
高コレストロール気味のお年頃で会社の保健指導を受けそうなのに、
そして今年度の健康診断が目前なのに。
気にしていたら、北海道に来られるかいな!
この場においては、ビュッフェでパンを食べてる場合ではない。
ここは函館!
2日目 昼ごはん ハンバーガー@ラッキーピエロ
腹八分目。
それは旅先では封じてしまっていい言葉。
朝ごはんで腹120%になり、次の食事のためにひたすら歩いて腹をこなします。
2日目は元町散策を楽しみました(散策編で詳しく書くつもりです)。
そして来ました、「ラッキーピエロ 本町店」。

揚げたてで、ボリュームあります。ポテトを頼まなくても満足しました。
ご当地バーガーでとても有名で、函館市内近郊に17店舗あります。
散策途中に見かけたどの店舗も、観光客で混んでいました。
函館では完全にマクドを凌駕してましたね。
この本町店、店長を含めスタッフがすべてシニアでした。高齢化率が高い函館市を象徴するかのようでしたが、大勢の客にキビキビと対応されていました。
そこへ店舗の前に観光バスが停まり、中華系のツアーコンダクターが予約分を受け取りにきました。
商品の内容をきちんとチェックするので、レジ前はさらに混雑です。大きな声のため、話は全て聞こえてきます。
3万円弱ほどの会計でしたが、突如「シェイクは頼んでないよ!」とさらに大きな声。シニアスタッフ2人掛かりで対応し始めました。
結局、シェイクなしの会計で(その日はシェイク半額デー)、ラッキーピエロ側は3千円程損をしてました。シェイクも無駄に。
言った言わないのトラブルは不毛です。高額の、それも海外観光客相手では、FAXかメールの受注で証跡を残すようにした方がいいと思いました。
一所懸命のスタッフに、大学時代にモスでアルバイトしていたわたしは、ヘルプに入ってフロア担当でもしたくなりました。
2日目晩ごはん 成吉思汗 ジンギスカン 大黒屋
いよいよ旅食のハイライトです。
夫の「ジンギスカン食べたい」に応えるべく、肉嫌いの娘をなだめ、再び市電で五稜郭公園前まで出向きます。
これが夫曰く「大当たり!」。

お店のお姉さん(王林ちゃん似)が焼き方を指南してくれました。
店内は地元客がほとんどで、おひとりさま席もありました。
白ごはんは釜炊きの旭川産ゆめぴりかで、夫(下戸)と娘はおかわりを。
わたしはもちろんビールでしょ!


でも、美味しかった。

大黒屋は旭川が1号店で、函館店は2号店です。
人気店ですので予約をぜひとも。
高たんぱく低カロリーで、牛肉の焼肉よりもずっとリーズナブル。
関西にも進出してくれないかな~と夫は言うけど、牛肉文化圏の関西ではどうなんだろう。
3日目 朝ごはん ホテル

いくらはいくら食べても飽きないの。
朝市に海鮮丼を食べに行かなくても、これで十分でした。
ビュッフェなのにデザートを食べることなく、いくらを堪能した女子度0%のアラフィフす。
(写真を見ていたら、また食べたくなってきた。)
お土産編 ハセガワストアのやきにく弁当
さすがにお昼になってもおなかが空かず、13:20のフライトで伊丹空港に帰ってきました。
お昼の代わりに購入したのがこれ。

1個500円。
NHKの『ドキュメント72時間』を観てから、ずっと食べたかったのです。
最後にホテルの近くのハセガワストアに買いに行きました。
店内の炭焼きコンロで焼かれているので、炭の香りが肉に移って香ばしい。
会社の道内出身者(東広島市)が、有名だけど食べたことはないって言ってました。札幌近郊では一部のセイコーマートでしか売っていないようです。
家に無事ついて、みんなで食べたやきとり弁当は殊の外美味しかった。
機内持ち込みで持って帰ってきた甲斐がありました。
GWが目前ですね。
旅のプランの参考になれれば幸いです。