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休職中やってよかったこと#2料理
休職期間にやってよかったことの2つ目は料理である。
もともと料理をするのは好きな方だったが、長い休み期間に料理の取り組み方を工夫するようになった。
それが気持ちの安定に繋がっていたのかなと感じている。
1.仕事と両立しながらの料理
週5日フルで仕事をしていた頃の献立は、主食+汁物+1品が限界だった。
週末にまとめて食材を購入し、なるべくシンプルな献立をルーティーン化していた。
(なるべく考えずにできる、簡単なメニューが多かった)
これはこれでよかったと思うが、仕事でへとへとの状態で汁物と1品を1から作るのはなかなかしんどいことだった。
2.プラス1品にチャレンジ
休職期間に入ってからも、週末にまとめ買いをする習慣は続けた。
1日の生活のルーティーンが整ってきた頃に、余裕がある日に副菜(プラス1品)作ってみようと思うようになった。
今までの一品料理は、肉もしくは魚がメインとなるメニューが多かったので、野菜やたんぱく質がとれるようなメニューを作りたいと思うようになった。
ただし、そんなに凝った料理は作らない位の気持ちでできる範囲でチャレンジした。
最初は簡単なサラダ(レタスやキャベツをちぎっただけ、トマトを添えるだけ)からスタートし、少しずつ新しい料理にチャレンジした。
ここ最近は、小松菜やピーマンをちくわもしくはじゃこと一緒にさっと炒める様なメニューがお気に入りでよく作っている。
3.家にあるもので工夫する楽しみ
ある日、めんつゆを切らしてしまい外に買いに行くか迷ったときがあった。
近くにスーパーもあるが、その日はとても暑い日で外出するのが億劫になってしまい、なんとか家にあるもので作れないかネットで調べてみた。
調べてみると、家にあるもので作れることが分かった。
調べたレシピ通りにめんつゆを作ってみると、美味しく出来上がり嬉しい気持ちになった。
ちょっとした工夫で得られる小さな成功体験。
自己肯定感がちょっとだけ高まる経験を得られ、気持ちの安定に繋がったと思う。
おまけになるが、この夏は
・もずく酢+刻んだトマト+めんつゆのタレにそうめんや冷やしうどん
・きざみオクラ+鰹節をどんぶりご飯いっぱいにのせた丼 時々卵を追加し、卵かけご飯にする
これらのメニューにはまり、昼食によく作って食べていた。
4.週末の前日のデザートづくり
地元に帰省した際に、いろいろな料理を教えてもらった。
自宅に戻り、教えてもらったデザートを作ってみようと思った。
なんとなく休みの前日に仕込みたいと思い、金曜日に作ることにした。
調理工程はシンプルで、すべての材料を混ぜて冷やすだけでできる簡単なデザートだった。
夕食後、固まったデザートを夫とふたりで食べた。
明日は休みだということもあり、とても幸せな気持ちになった。
ちょっとしたお楽しみ感覚でデザートを作る時間、そして作ったデザートを大切な人と一緒に味わう時間は幸福感を与えてくれた。
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5.よかった点
料理をしてよかったなと思う理由は2つある。
①目の前のことに集中できる
メニューを決め調理を始めると、調理工程に集中することができる。
材料を切る、AとBを混ぜる、合間に調理器具を洗う。
シングルタスクに集中できることで、脳が余計なことを考える時間が少なくなったと感じている。
今回の休職に至る原因に複数のことを必要以上に考えすぎてしまう、予期不安が大きく関係していることもあったので、料理を通してひとつのことに集中する時間があったのは、不安を軽減してくれるきっかけになったと思う。
②小さな達成感、成功体験
ちょっとだけ工夫するというのがポイントで、ハードルを上げすぎない程度に課題を設定し、それをクリアするという経験を得られるのも料理の魅力のひとつだと思う。
仮に失敗してしまったとしても、やってみたことに価値を感じて達成感を得られるのも料理の魅力のひとつである。
料理したご飯やデザートを食べて、美味しかった等の良い思い出(記憶)が残るのもよかった点だと思う。
6.最後に
このnoteを書きながら、今日の献立はどうしようかなと考えている。
無理ない範囲で、料理をする時間を楽しめたらと思っている。