
投資をしないリスク3選
「貯金だけしておけば安心」と思っている人も多いかもしれませんが、実は投資をしないことで大きなリスクを抱えることになります。今回は、投資をしないとどんなリスクがあるのか、3つのポイントに絞ってわかりやすく説明します。
1. 物価が上がるとお金の価値が下がる
物の値段が上がることを「物価上昇」といいます。例えば、今は100円でジュースが買えるとしても、10年後には同じジュースが120円になるかもしれません。もし物価が年2%ずつ上がり続けると、今持っている100万円の価値は10年後に約82万円分の買い物しかできなくなる計算です。
貯金だけでは、この物価上昇に追いつくことができません。でも、投資をして少しずつお金を増やしていけば、物価が上がっても安心です。
2. お金が増えやすい「複利」の力を使えない
「複利」というのは、増えたお金がさらに新しい利益を生む仕組みのことです。例えば、100万円を年5%の利益が出る投資信託に入れると、10年後には約162万円になります。
投資をしないでただ貯金していると、この「複利」の力を使えず、お金が思うように増えません。早めに投資を始めることで、この力を最大限活用できます。
3. お金の知識が身につかない
投資をしないと、「金融リテラシー(お金の知識)」がなかなか身につきません。お金の知識が足りないと、例えば怪しい投資話にだまされてしまうかもしれませんし、将来の生活費や老後の資金を計画するのが難しくなります。
投資をすることで、「どうやってお金を増やすのか」「どんなリスクがあるのか」を自然と学ぶことができ、将来の選択肢が増えます。少額からでも投資を始めれば、お金の扱い方がぐんと上手になりますよ。
まとめ
投資をしないと、
• 物価が上がってお金の価値が減る
• 複利の力を使えない
• お金の知識が身につかない
といったリスクがあります。
「投資って難しそう…」と思うかもしれませんが、最近は初心者でも始めやすい方法がたくさんあります。例えば、毎月少しずつ積み立てる「積立投資」などがおすすめです。小さな一歩から始めて、将来の不安を少しずつ減らしていきましょう!