見出し画像

今日の景色ㅣ記録という偉大な文明

生姜湯を飲みながら、noteに記録を。

2023年12月6日 18:06

ついこの間まで、
燃え盛るような赤色の紅葉は
もうすっかり色褪せて
人生の日暮れ期を迎えた人々のよう。

早めの夕食を済ませた私は、
ある書物を読んでいた。

紀元前930年あたりの時代に書かれた記録。

富栄華を極めた立場の人が
このような言葉を残した。

「知者も愚者も同様に長く覚えられるものではない。きたるべき日には皆忘れられてしまうのである。知者が愚者と同じように死ぬのは、どうしたことであろう。」
( ソロモン『伝道の書』 )

人生の虚しさについて「風を捕らえるようだ」と表現して、言葉を残した。

遥か昔の人の記録だが
この時代に生きる私も共感できる
感性があった。

記録は、時空間という垣根も越え
地理的、物理的制限も超えて
私の元にやってきた。

私は
五感で掴んだ「心に残ったもの」を
書き留める習慣がある。

自己の記録は、
"過去の自分"に出会い、
"現在の地点"を確認し、
"未来への道"を引いていく目印にもなる。

だから、調子が良い時も悪い時も
「今感じていること」を記録する。
これが、20歳の頃から今に至るまで
7年間 習慣になっている。

決断に悩んだ時、
行き詰まった時、
感謝したい時、
自分に喝を入れたい時、
根本の問題を見極めたい時、
計画と構想を練る時、

色々なタイミングで
「過去の自分がどんな景色を見て
 何を感じ、思っていたのか…」
振り返ることにより、前進できることがある。

「自分、こんなことで悩んでいたけど
 今は考え方が180度転換しているぞ…!」

こういう発見を
"過去の自分という視座"をもって
測ることができる。(身長記録的な存在?)

noteでは、
学びや知識・世界観や感性の記録を
分かち合えたらと思い
記事にして、発信することに。

様々なジャンルのnoteを見ながら
現代の恩恵を感じた。

ワンクリックで
"未知の世界へアクセスできる素晴らしさ"
記録の数々が
"人々の思想や生活にもたらす影響力"
などを考えていた。

まだ note初心者だけど、色々と掘ってみよう。

そして、学ぶことが多くて
たまに迷子になりそうだ。

ハッシュタグの標識を辿りながら
素敵な記事との出会いを楽しんでいる
今日この頃。

いいなと思ったら応援しよう!