新聞|柚木麻子さん寄稿「日常から消えた あの戦争」
戦争がどんなものだったのか、自ら情報を取りに行かなくても、自然と見聞きする機会がまだあった80年代。
時代が変わった今、戦争の悲惨さを伝えるコンテンツはあるけれども、無意識に目にする機会は少なくなり、自ら探して辿り着くことが必要になった。
そんな時代の変化を感じ取りつつ、たとえ意識が高くなくとも、ただぼんやりと生きていても、平和の尊さ、戦争の悲惨さが何となく分かる。そんな環境を作ることが大切なのでは、その時情報発信する側の役割は、というお話。
同世代ということもあってか