フリーターとサラリーマンと個人事業主
どうも、ぽとです。
今回は私のお金にまつわるお話と言うかめちゃくちゃ失敗したお話をしたいと思います。
私は映像関係の仕事を個人事業主として営んでいます。1人親方をいったりきたりしているちまこい事業スケールで営んでます。
独立以前は小さなケーブルテレビ局員として映像関係にまつわる仕事をしていました。そんな私が独立して直面した失敗は、『成功』してしまった事にあります。
成功が失敗?
成功したのに失敗?何いってんの?バカなの?
と思われるでしょ?いってる本人も未だに理解が追いていない部分もあります。でも周りの経営者に話してみると同じ境遇の方もちらほら居られたのでもしかするとあるあるなのかもしれません。
では成功したことの具体的に何が失敗だったのか
それは『多少のお金』を持ってしまった事です。
どつやって成功して多少のお金を手にしたかはまた後日書こうと思っています。
改めまして…お金!いいじゃん!って思いますよね?僕も思います。お金を持つ事に関しては失敗ではないです、失敗だったのは『お金の使い方と欲に溺れた』ことでした。
前述した通り、私はサラリーマンをしておりました、それもめちゃくちゃブラックな所で。
給与はコンビニバイトをガチった方が多いくらいで、残業代や手当もありませんでした、おまけに保険証も半年くらい作ってもらえず挙げ句の果てに自分で保険事務所に出向き手続きをする始末。
言い出せばキリがありませんが、そんな薄給の奴が、独立して数ヶ月であっという間に4倍ほどのお金を手にしたらそりゃ狂います。
無駄なものを買う、税金の事を考えない、人雇っちゃう、キャッシュじゃなくて帳簿の数字だけ見ちゃう
もう数え切れません。お恥ずかしい。
結果何が起こったか
まずキャッシュではなく帳簿だけ見てたら何が起こったか、それは『キャッシュが無くなっていく事に気が付かなかった』
取らぬ狸の皮算用って奴です。振り込まれた額ではなく、売掛金を見て動いてしまっていた為、気がついたらショート寸前、状況を把握した時には冷や汗が止まりませんでした。
キャッシュがなくなるとどうなるか?それは、『明日払うお金がない』です。
これは恐怖の何者でもありませんでした。
するとどうでしょう、人間パニックになると冷静に物事を考えれなくなるもんですね
クレジットカードで支払いをするようになってしまい、その場しのぎを始めてしまいました。
手持ちにはないお金を使うもんなんで、次の月にはまたキャッシュがない、どうしようと泣きべそかく羽目になります。
それが積み重なり、いつしか払えなくなりいよいよカードの強制解約をくらってしまうという最悪の事態となりました。
それでも得たもの
そんな経験を積んだからこそ得たものもあります。
『やれる範囲でやる』と言う事。
従業員を雇っていた時期は人件費でかなり圧迫されていました。私の場合は運良く(と言うと失礼か)退職の申し出があったので助かりましたが、今思えば、現場毎にスポットで外注様にお願いすればよかったのだと。
クレジットカードも大事だけども、手元にいかにキャッシュを残すか、そしてそのキャッシュの流れを常に把握しいくら使えるか、いくら残しておかないとダメなのかを毎度確認すること。
あたり前なんだろけど、お金をもってしまうとこれらもわからないくらい心をもっていかれると言う事。
今はどうなの?
今はその時作ってしまった無駄な借金を教科書代だと思ってくちびる噛み締めながら返しております。
あと、帳簿の他に家計簿アプリで毎日キャッシュを把握するようになりました。これが私にとって効果絶大でお金を使うことに対しての抑止力になっていると同時にいくら残るか?というモチベーションにと繋がっています。お金にルーズな人にマジでおすすめです。
最後に
こんなことがあっても僕は独立開業を選んでよかったと思っています。
会社という場所や働く事が苦手だった僕もなんとか働けていますし、何より評価がわかりやすいのが気に入ってます。
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