少年野球 回顧録 我が子の場合 その⑧
こんにちは。少年野球おじです。
前回まで県大会の様子を書いていきました。
県大会が終わり、11月のジュニア大会に向けての練習が始まり、ジュニアとしては最後の大会となります。
付近の市を跨いだ形とはなりますが、地域のローカル大会です。
それに向けての我が子から見たチームの動きを書いていきます。
この時していた事
県大会は8月に行われ、この年から夏休み中の朝練習を行っておりました。
朝の5時30分~7時30分まで。ノックとバッティングを中心に練習をして、私は帰宅後シャワーを浴びて出勤するというスタイルで週3回朝練をするという形を取っておりました。
約束は子供達が私を起こす。これだけです。
何度か眠気に負けて、サボっていた日もありましたが、この年から次男坊も野球を始めたので、2人でお互い起こし合って私を起こしに来るという流れになっておりました。
この練習は非常に良かったと思います。
2人なので、ノックも順番なので、言うほど疲れない。
バッティングももう1人が球拾いをしてくれるので、効率も良い。
帰宅後、8時ぐらいなので、そこから夏休みの宿題をするという良いルーティンワークも出来ておりました。
ノックは1人80球ぐらい。バッティングも80球ぐらいは打ててましたので、やはり個人練習は数が打てます。
正直、昼間の眠気や体力的にも負担はありましたが、無限に続く事では無く、協力出来る今だけの有限時間なので、何とか自分を奮い立たせてやっておりました。
夏を終えての騒動
さあ、11月のジュニア大会に向かうぞとなったこの時期。
一つの騒動がありました。
この時は我が子のチームには1年生を含めて8人。
ただ、1年生はまだ試合に出れないので、実質6人。
なので、これまで隣町のチームと合同で公式戦にエントリーをしておりました。
ある日、練習に向かうと、6年生の指導員から
「ジュニアの合同が解消されるらしいですよ。監督が少し困ってました。」
との事。
私はそら、人数揃ったら解消になるやろうと。今ぐらいから来年の話をしていただいて、こちらも動き取れるから良かったやん。と思っておりました。
すると、話を聞くと、今年の11月のジュニア大会にはもう解消して、単独のチームとして出たいという話でした。
これには流石にそれは無いだろうと。切り捨てやんか〜。と正直思いましたが、その隣チームにもたくさん話をさせていただいたコーチの方がおられましたので、話を聞くと、
「試合にスタメンとして出れない親からクレームが来た。春先にはまだ人数が揃っていなかったので、問題にならなかったが、次の大会は単独で出れるだろう。人数が揃っているのに、他チームと合同チームにするのはおかしい」と。
我々も言い分はありますが、もう決まった事は仕方ありません。
監督にはいつまでの合同にするかの話し合いはしていなかったのですか?と聞くと、そこまで考えていなかった。4年生のジュニアの1年間はやっていただけると思っていた。との事。
まあ、誰を責めても意味が無いので、やる事はどうするか。
そこで我々は今からでもこの6人を受け入れてくれる合同先を探すという事になりました。
救世主
少し地域は遠くなりますが、すでに合同チームをされていて、人数も全員で13名。
その内、4年生は6人。なので、今までの3年生には申し訳ないが、貴チームの4年生が可哀想なので、うちで受け入れますよ。
と言っていただけたチームがあった。
本当に救世主です。我が子を含む3年生は良いのです。来年もありますから。
でも、4年生にしてはこのジュニア大会が4年生の総決算。しっかり迎えさせてあげたい所でした。
このGというチームにしておきます。このGチームの監督さんは本当に素晴らしい人間性をお持ちで、この時は助かった!!としか思いませんでしたが、この時の合同チームでの監督さんの動きや話の内容、それ以外の考え方についても、この後もお付き合いさせていただくのですが、本当に尊敬出来る方でした。
今では団の代表としてご活躍されております。
新しい合同チームでの練習
合計3チームの合同チームとなりますので、1年生まで入れると総数で20名以上在籍している状態。
何度か練習をさせていただき、ものすごくカオスな状態での練習となりました。
これも今となっては良い経験かなと感じる所がありますし、うちの長男に関しては、チームに人数がいて、試合が行えるだけでありがたいとこの後も度々、口にしていたので、この時の経験が後に生きてきたと思います。
うちのチームの4年生は今までとは違ったポジションを練習する事になりますが、大会まで残り1ヶ月ほど、慣れないとは言いながらもやらないと仕方ないので、何とかやっていた状況です。
長男を含む3年生2名(実際は3名1名増えました。後ほど記述)はおそらくスタメンでは無いにしろ、同じように練習に励んでおりました。
NEW3年生
長男と親友でずっと2名の3年生でしたが、ここで1名増えました。
長男2名とは小学校が違いますが、隣の小学校です。
基本的な所がまだ出来ていないので、ボールを触り、投げて、受ける。ここからの練習にはなりますが、体も大きく、柔軟性に富んだ体つきをしておりますので、期待しておりました。
ただ、現在やっている3年生2名とは違い、この野球チームに来たのも何やら遊びに来ている感覚です。
公園で遊んでいる延長にこの野球チームがあるかのような素振りや態度を示しておりましたので、意識の感覚を変えていく必要がありました。
後ほど聞く事になりますが、学校でも指折りのヤンチャ具合で4年生の選手にも木の枝を持って追いかけ回したりと最初の頃、野球に向き合うまでは本当に苦労しました。
後ほど彼は野球に目覚め、チームでも無くてはならない存在になります。
3年生が3名に増え、まだまだ人数的には必要ですが、まずはジュニア大会を出場となります。
来年の事を考えた時
上記のような事態が合同チームでは度々起こります。
なので、我が子を含む今の3年生にはこのような思いをさせたく無いとの気持ちが芽生えました。
ただ、この時はまだコーチにもなっておらず、1親としての目線でしたので、具体的にどのようにしていくかを現監督や団の代表を話をすべきだと思いました。
私はこのチームに息子を入れて良かったとこの時も今も思っております。
ただ、良いチームだという考え方と、単独での試合が不可能なので、毎年違うチームと合同して息子に長く戦ってきた仲間と勝ちを分かち合うという観点では少し違うかなと思っていたので、最終的には違うチームへの移籍を考えておりました。
まあ、それもこれも11月のジュニア大会が終了した時点で考えようと思い、今は目の前の大会に集中した時期でした。
今回は合同チームに関する騒動を書きました。
次回は最後のジュニア大会での様子と、次の年に向けた動きなどを書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。