詩「恋は走る」
追いつきそうで追いつかない
届きそうで届かない
走れども走れども
君の地平線は僕と一定の距離を保っている
夢の中の君は微笑んでいる
まるで僕を希求しているように
いや隣には別のオトコがいるのかもしれない
現実の君は笑ったのを見たことがない
僕の前では笑わないんだ
そんな時は現実の厳しさを思い知る
考える 常に考える 君との世界を
僕だけの人(女性) 僕しか見えないように
いつか振り向かせるんだ
必ず恋を成就させるんだ
美しい君と一緒になるんだ
走りだした恋は止まらない
君よ 現実よ いつか走り飛び込んでこいよ
【了】
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