就職活動が上手くいかない。 履歴書を書いて、封を閉じて、スーツを着て 帰ってきた封筒は残念ながらのお知らせ。 これをずっと。ずっと、 面接官がこちらを見ている 私の値札を見て品定めをしている。 この目が怖くなってしまった。 思い返せば人からの評価を常に気にした人生だった。 再婚した父親、学校の友達、恋人、バイト先の先輩… いい評価を頂けないと好かれない、愛されない。 必死に人の目を気にして生きてきたのに、壁にぶつかった。こんな時に、上手くいかない悔しい、じゃあ私は今まで
バスを使って大好きな彼に会いに行く。 その最中だ。 近づく度に鼓動が早くなる。 今日は、楽しませてあげられるだろうか 可愛いって言ってくれるだろうか、 久々の私はどうですか。 頭の中がグルグルとし始めた。 大好きな曲を耳元のイヤホンが奏でてくれる。 心臓の鼓動がこの曲に合わせてくれれば、いいのに。 ふと外に目をやると今は高速道路。道は空いていてどんどん進んでいく。あっという間に着いてしまいそうだ。 『待ち合わせは僕の隣ね、』 LINEを送った。 さて、君は僕を見つ
遠くに住んでいる彼氏から通知が来る 好きだよ。 なんて返そう、と考えながら通知を見つめる。 愛されてますの自慢ではない。 この通知が毎日来ても満たされない。 僕はそんな病にかかってしまっているようだ。 「僕のどこが好き?」 「その文字を打ってる隣には誰かいるのかな」 「どうせそのうち冷めるくせに。」 ひねくれた感情が嬉しいという感情を殺した。 そして僕は今日も 『僕もだよ、ありがとう。』 と返す。 僕まで好き好き言い出したら、君はどうせ飽きて捨てるんだろう。
付き合って1ヶ月になるパートナー。 少し離れたところに住んでいるから毎日電話をして、LINEをしてくれている。 そして君は息をするように好きという言葉を吐く。 決まって僕はこう返す。 「ありがとう」 好きってずっと言ってくれるけど、 それいつまで続けてくれるの?明日には消えちゃうかもしれない。どこか消えちゃうかもしれない。用無しって言われるかもしれない。 そんな気持ちが付きまとう限り 僕は他人を心から愛することは出来ないのだろう。 こんなふうになったのは、大好き
迷走君です。 しがない大学生です。 頭が悪いのに、考え事をしちゃうから文字に起こしたくて始めました。 よろしくお願いします