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【'エッセイ'私の#推したい会社】 note企画参加します

Money for Good【SMBC日興証券】協賛の投稿コンテスト「#推したい会社」の開催に参加させていただきます。
宜しくお願いいたします。


コロナに影響された会社が多かった世の中
それは2020年の冬、
コロナという未知のウイルスによって
世の中が混乱に見舞われました。


あの時真っ先に、
失礼承知の上で申し上げますが
コロナと名がつく商業施設と会社に目が向きました。

その会社のひとつが株式会社コロナでした。
株式会社コロナは主に暖房器具を取り扱う総合住宅設備メーカーで、現在は石油ファンヒーターや石油ストーブ、給湯機、エアコン、美容機器などの取り扱う総合住宅設備メーカーになります。

暖房機器や空調・家電機器、住宅設備機器などの製造販売を主に経営されていますので、
私たちの日常生活で欠かせないものです。


特に近年に発売された壁掛型遠赤外線暖房機のウォールヒートは大変便利なもので、
脱衣所や洗面所など狭いスペースにも設置できるコンパクトサイズで「寒い、暗い、不便」の3連発の冬に
我が家にもほんのりと温かさをもたらしてくれました。

コロナになり株価は暴落し、
それは想像を絶するものだったと思います。
コロナ禍で日本中が'コロナ'という言葉に過敏になり
まるでウイルスそのものより、コロナという名詞は憎しみの塊のように扱われていた言葉でした。
これは、とんだとばっちりだなと
そのように安易に考えていた私がいました。

しかしながら株式会社コロナの社員の方は、
コロナ禍で沢山のクレーム電話、営業先での非難、
会社で働く近親者へも親が'コロナ'で働いているらしいよ
と影で笑われることもあったそう。

今まで会社を信じ社会へ貢献したいという思いで働いてきた社員の方々にとって、耐え難い出来事だったと、今はそう思います。

そんな中、株式会社コロナの社長が社員への激励を行いました。



以下
2020年6月13日(土)新潟日報のメッセージ広告を掲載します

コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ

まだまだ、せかいじゅうが、しんがたコロナウイルスで、
たいへんなことになっているね。

そとであそべなくなったり、マスクをしなきゃいけなかったり、
つらいこともたくさんあるとおもいます。

そんななかでも、わたしたちコロナは、
くらしをゆたかにする“つぎのかいてき”をつくろうと、
きょうも、がんばっています。

コロナではたらいてくれている、
キミのおとうさんやおかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、
おじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんも、
いっしょうけんめいです。みんな、じまんのしゃいんです。
いえにいるときのイメージとは、ちょっとちがうかもしれないけど。

もし、かぞくが、コロナではたらいているということで、
キミにつらいことがあったり、なにかいやなおもいをしていたりしたら、
ほんとうにごめんなさい。
かぞくも、キミも、なんにもわるくないから。
わたしたちは、コロナというなまえに、
じぶんたちのしごとに、ほこりをもっています。

キミのじまんのかぞくは、
コロナのじまんのしゃいんです。

かぶしきがいしゃコロナのしゃちょう より

コロナ/「コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ」
新聞広告(企画制作/電通東日本)

株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:小林一芳)は、社名が新型コロナウイルスを連想させることにより、当社社員とその家族が心を痛め、不安を感じているとの声を受け、社員とその家族を守りたいとの想いから2020年6月13日(土)に社長からのメッセージ広告を新潟日報にて発信された


代表取締役社長・小林 一芳氏はこのメッセージを発信すると共に、同内容の手紙を全社員に送ったという。



代表取締役 小林一芳のお言葉

新型コロナウィルスの感染拡大が顕著になった2月中旬以降、アジア地区におけるサプライチェーンが途絶状態になりました。当社も部品調達に懸念がでましたが、日々の状況確認を行い、調達・生産・物流・販売の各機能を維持する企業努力で、住宅設備機器の供給責任を果たしてまいりました。

 傍らでは、当社の社名が新型コロナウィルスを連想させることから、社員の家族やお子さんが学校やメディアで何気なく耳にする言葉に心を痛め、落ち込むようなことがあったと耳に入りました。

 これを受け、特にお子さんには「当社で働くあなたのご両親に誇りを持ってほしい」と是非伝えたく、この度のメッセージを発信すると共に、全社員に同内容の手紙を送りました。



全てひらがなで書かれたメッセージは
噛み砕かれていてとても読みやすい。
これからの日本を担う子供たちへ
決して社会の悪影響に屈してはいけないという想いを感じられずにはいれません。
自尊心を損なわず、いまは辛くても
耐え忍んで欲しいというメッセージにも思えました。

私はシンプルにこのメッセージがすきです。
またコロナ禍でとんだとばっちりを受けてしまったこの会社の社長様(小林一芳氏)へ敬意の念も抱きました。

一番に、会社経営の事には触れず、
❶外で自由に遊べない子供達への心に寄り添った言葉
❷また嫌な気分になってしまっている社員への労いの言葉
❸そして'嫌な思いをしていたらごめんなさい'という言葉
が綴られていたからです。

マーケティングにおいても
このような広告方法は賛否両論あるようですが、
私はとても感銘を受けたのをいまでも覚えています。
このように危機的な状況下の中で一歩大きく発言し、
社員を労い、社員の家族を守ること、
この新聞広告を打ち出した当時の社長の行動力に胸を打たれました。

またこの事実に私の心は大変傷つきました。

'コロナ'という言葉で傷ついた人たちが
人を温める暖房機器を売っている..
(失礼申し上げます)

いまあの時耐え忍んで、働き続けた
株式会社コロナの社員の方々が報われてほしいと思い、推したい会社のひとつになりました。
散々に非難を受けたにも関わらず
人々の冬を越す手立てをしたのだから
コロナ禍が明けたいま、一番に救われるべきだと
至極そう思っております。


#推したい会社 #エッセイ


株式会社コロナ
『次の快適をつくろう』
2016年/コロナプレミアムエコキュートが「平成28年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞

2020年/省エネ給湯機 “エコキュート”*(自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機、CHP-HXE37AY3ほかが「第14回 キッズデザイン賞」を受賞

2023年/コロナ小型対流形石油ストーブSZシリーズ及びコロナリララウインドエアコン冷暖房兼用タイプが「2023年度グッドデザイン賞」を受賞




【会社概要】
・株式会社コロナ (CORONA CORPORATION)
・代表取締役社長  大桃  満
・〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号
◯創業1937年(昭和12年)4月
◯連結売上高
820億46百万円(2024年3月期)
◯上場証券取引所
東京証券取引所 スタンダード市場(証券コード:5909、業種:金属製品)
HP:https://www.corona.co.jp/

公式HPより

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