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人生にやる気がない。

人生にやる気がない。

ここ最近人生にやる気がない。活力がない。惰性や勢いで生きている感が半端ない。そう思うことはないか。
自分はまさに今、その感覚である。
月曜日、まさに明日、三徹してやっと終わるくらいの大きい課題に1つも手に掛けていない。そして、そのことに危機感を持てていない。どのくらい危機感も持っていないかと言うと、金曜日は学校をサボり、バイクで1日ツーリングをして、土曜日はお昼から上野で居酒屋に行きお酒を飲んで、野球に行き、本日、日曜日は13時に起き今これを書いている。18時からはバイトだ。課題をやる時間もないし、やった所で終わらないのは明確。月曜日はこの課題を全体発表するらしいので熱を理由に休み予定だ。このやる気のなさ。

きっかけは何だろう。
不確かだが、先週の水曜日、38.9度の風邪に襲われてからだろう。1日で熱は下がったものの喉の違和感が続く。土曜日の野球のチケットを取っていたのでコロナやインフルと診断されたら行けないと思い、病院には行かなかった。
しかし、この惰性感はここで始まったことではない気がする。

僕は大学3年生になった。大学3年生は就職活動を始める年。大学、家、同級生といても少なからずこの話は出てくる。この話がたまらなく嫌いだ。大学受験の時は“建築士”と言う夢を持っていた。大学受験は大失敗し第一志望から第三志望くらいまで全て補欠で不合格。第四志望くらいの大学に進んだ。しかし、授業を受けたりしていくうちに建築士の壁の大きさを目の当たりにする。正直、大学二年生の夏くらいには建築士の夢を諦め、そこそこの会社に就き、そこそこのお金がもらえればいいと考え始めている。

大学二年生まで塾でアルバイトをしていた。仲の良い生徒が「行きたい大学がないからやる気が湧かない。」と言う。この悩みを抱える生徒は少なくない。何なら、体感半数くらいがこんな悩みを持っている。僕は中学生くらいから建築士と言う将来の夢があったので大学はそれと自分が行ける限界の偏差値の学校をすぐ決められた。だから、この悩みが当時は分からなかった。そういう生徒は、親に言われて、ひとまず勉強していわゆる偏差値の高い大学に行った方がいい、、などぼんやりした理由で塾に来て大学を目指している。自分も大学三年生になり就活と言う名の受験を目の当たりにしてその子の気持ちがやっと分かった。今ならもっと寄り添った言葉をかけられたのかなと思った。

自分は今、別にネガティブな訳ではない。友達と集まって話したり、お酒を飲んだり、好きな子と付き合えるかなーと考えたりして楽しさは感じている。ただ、ふと一人になり将来を考えるとどっと気持ちが重くなる。塾で働いていた時は、生徒に明るい言葉をかけて励ます側だったこともあり、なんだかんだ励ましながら自分も元気、前向きになっていたのかなとも感じる。でも、そこそこの会社、そこそこのお金。“そこそこ”に僕の負けず嫌いな所や上を目指そうとする気持ちが垣間見られて自分が嫌になる。

別に将来を明るくしたい訳では無い、ただ"もっと将来を軽く見ても大丈夫"と思えるような言葉や感覚が欲しい。

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