#現役生徒が考える面白い授業とは??
初めまして!私たちはN/S高等学校横浜キャンパスにて高校生5人で活動しています!
私たちは、現在の教育について疑問を持っている生徒に向けて、生徒自身が感じている課題をなくすために授業を作ってみようというプロジェクトを行なっています。
##実施概要
角川ドワンゴ学園N/S高等学校にて実施されている、課題解決型学習プログラム「プロジェクトN」の一環として、「新しい授業を考え/創ってみる」ワークショップを作成。
その試験として、ユニコムプラザさがみはらにて、現役中学生6名に対して50分×2コマの授業を作る授業を実施。
今回はその内容をまとめた記事になります。
#はじめに
初めに、「GOOD&NEW」というアイスブレイクを行いました。
24時間以内に起こった楽しいことや嬉しいこと、新しい発見などを共有します。
発表の中には、好きなアイドルのライブが当選したことや朝ごはんに好きな料理が出て嬉しかったことなどが上がっていて一気に緊張が解けました!
##今の授業の課題
さっそく本題に入っていきます。
まず、生徒が学校の授業についてどんなイメージを持っているのか、授業の課題を出し合いました。結果として、「ノート写しが嫌だ」「眠い」「先生が話すだけの一方通行の授業がつまらない」など非常に多くの意見があがりました。
#現役生徒が考える面白い授業とは ?
次に、その課題を解決するには授業をどんな風にしたら良いのか、面白い授業を創るにはどうすれば良いのか、再度アイデアを出し合いました。「担任の先生を選ぶことができる」や、「ノート写しが嫌だ」という課題に対して、授業の最後に写真を撮るなど新しい視点からのアイディアから、「ペットを連れてきてリラックスして授業を受ける」など斬新な発想もあがりました!
##”面白い”授業を創ってもらった
ここで、この授業の目玉となる授業を作成する時間です!
今回、授業の題材はこちらが3択で用意。このグループでは数学の単位を題材とした授業を作ることが決まりました!!!!!!
グループで合意形成をしながら、どのような授業内容で進めていくのかを話し合いました。
カルタ形式とクイズ形式の授業で、どのようにしたら授業を受ける人に向かって楽しく、かつ自分たちが出した課題を解消できるのか、苦戦しながらも楽しく授業を考えていました。
そして、無事25分間の作成時間から自分たちの考える”面白い”授業を完成させることができていました!
最後に、完成した授業を実際に実践します。受けるのは私たち運営者です。
かるたでは、先生役の中学生が読み札の長さ、量、重さの問題を出して変換した数量を考えて早い者勝ちで取り札から取っていくといった内容の授業で、複数の解答もあるため最後まで気を抜かずゲーム感覚で楽しむことができました!
続いて後半は、クイズ形式で学ぶ単位の授業でした。
それぞれ問題を考案して○×で答えるようなもので、高校生の私たちでもうろ覚えな部分があったりクイズ形式にすることでゲーム感覚で答えを考えることができる。従来の座学のような授業より楽しく学ぶことができると思います。
また、問題を紙に書く際にもデザインもこだわってイラストを入れたり、身近な物事に置き換えて問題を考えている姿があり、少しでも楽しく学べることを意識しているようでした!!
最後に振り返り・感想記入を行いワークショップ終了!!!!!
##まとめ
感想の中には、作っている側も楽しく授業制作をすることができた!中学校の授業でも取り入れてほしいなどプラスな感想もあった反面、時間が短かったという声もいただきました。
ほかにも、家に帰った際に自身の親御さんに笑顔で今日やった事をお話ししていたということでした!
また、運営側の感想としては、時間が過ぎるのが早すぎるぐらい楽しく、私たちもこのPJで気付いた点がたくさんありました。
率直に感じたのは、短時間で10分間の授業の中で2つに分けて役割分担を行ったり制限時間内で考えられていたのが素晴らしいと思いました!
今回の授業を作るPJでは、授業を作って終わりではなく、生徒のみなさんが楽しみながら制作していくのはもちろん、私たちの運営側も生徒側にしかない考え方や感じ方を知る機会ができて、次の授業作りに活用できるので新しい形の教育ができるのではないかと感じています。
この体験を元に私たちは身近な中学校で浸透させていきたいと考えております。
そのために、さらに企画内容をブラッシュアップさせて、今後も教育について探求していきます!!!
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