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トットちゃんで知る戦争と生き抜く力 次世代に伝えるために

今年、戦後79年を迎える。
昭和20年に0歳の人も、当然79歳で。
当時、0歳の人が戦時中のことを覚えているはずもなく。

戦争について、当事者の口から語り継がれることは、今後なくなっていくのだろう。

この三連休は、戦争や終戦に関する本を読もうと思っていました。

日本中、誰もが知っている黒柳徹子さんの自伝。
『続 窓ぎわのトットちゃん』

小学生の時に『窓ぎわのトットちゃん』を読んで、列車の校舎に憧れ、トモエ学園の校風が羨ましく、読んでいてワクワクした。

そんな楽しそうな、トットちゃんを読んで、戦争の影を感じた記憶がありました。

続編は、出版当初から話題になっていましたが、戦争に関する件を考えると、なかなか手にすることが出来ませんでした。
私達から見える黒柳徹子さんは、キラキラ輝いてみえるけど、たくさんの辛さを乗り越えて今があるのだろうと読む前から想像してしまいました。

戦争の悲惨さ、悲しさを知れば知るほど、見たり、聞いたりすることにためらいが出てしまい、発売から1年が経ちました。

日本に原爆が落とされ、甚大な被害がでた。
そして終戦。
この事実は、実際に経験はないけれども忘れてはいけないと誰もが思っているでしょう。

戦争を経験した人がどんどんと高齢となっている。
いつか戦争を知らない人だけの日本になってしまう。

日本が戦争で体験したことを、私は、どの様に次の世代に引き継ぐことができるのかを考えます。


本屋さんで、日本の戦争に関するものを探そうと思った時に目にとまったのです。
この一年間、何度も目には止まっていたのに。
本って読むタイミングがあるんだと思います。

小学生にもわかりやすい表現と優しさを感じる文章がすっと、入ってきます。

家族と離れたり、お父様が出征したりと悲しいこと、辛いこともありますが、黒柳さんや周りの人達が、戦中・戦後も強く生きていく姿、立ち上がっていく様子に励まされる様な。
これは、その当時の日本の人達みんながそうであったのではないでしょうか。
毎日、生きるのに必死な様子。
そして少しずつ活気を取り戻していく。
悲しいだけではない、戦後の日本の逞しさやこうして頑張ってきた先人がいることを知る機会にもなると思いました。

『続 窓ぎわのトットちゃん』は、小学生でも読みやすい本です。

日本での戦争体験を次の世代に引き継ぐ。
私にできることは、こうして書かれた本を読み、自分の気持ちや考えを発信したり、まわりと話題にしたりしていくことかと思い記事にしました。



※Amazonアソシエイトではありません。

子供の頃に読んだ戦争に関する本を思い出しました。
毎年、夏休みに読んでいました。


☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
#クロサキナオの2024AugustApex

https://note.com/kurosakina0/n/nbe3250227e3e


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