泣いたり、笑ったり
日本最北のフェンシングクラブに所属しているはしです。
全国大会代表を決めるフェンシングの大会に、クラブからは小学生・中学生が参加しました。
オリンピックでの日本代表選手の活躍をみて、9月からフェンシングを始めた選手にとってはデビュー戦。
緊張がほぐれるようにいつも通り、いや、それ以上にハードなアップをして、汗だくになって試合に挑みました(コーチは私ではありません)
アップのおかげか、力みもなく、初戦から足も動き、積極的に攻めることができています。
どんどん攻めて、予選リーグでは4勝2敗で上位で予選通過。
選手の気持ち
試合前には、「今日の目標は1勝できればいいな」と、少し不安げな様子でしたが、試合で勝ちがすすんでいくうちに、「目標がクリアできたから、次も勝つ」と、自信をみなぎらせていました。
決勝トーナメントでは、惜しくも敗れ、お父さんに抱きついて涙を流す姿がありました。
感情を表現できなかったり、恥ずかしいと思わず、
「悔しい感情を思い切り出せる」って、大切なことだよねとコーチ達や保護者の方たちと見守っていました。
はじめての試合で、勝ち、負けの両方を経験。
勝つと嬉しいし、次へのやる気も出てきます。
負けて悔しいから、もっと練習しよう、次はこうしてみようという思いや行動にもつながります。
試合終了後の振り返りでは、「課題が見つかった人」というコーチからの質問に、大きく手を上げる姿がありました。
中学生1名は全国大会出場が決まりました。
小学生選手達から自然とキャプテンと呼ばれるようになっていて、技術だけではなく先輩として成長しています。
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