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セーフ⁈冬道に注意しよう

何十年と毎年、冬道を歩いているが、一年に1度や2度は、滑って転んでしまう。
雪国あるあるもしくは私の周りだけあるあるかもしれないが、
転びそうになって、足がずずーっと、左右に開くほどすべっても、スキージャンプの着地のテレマーク姿勢の様に前後に開いても、決して体の一部を地面につけない。
お相撲さんと一緒の考え方だ。
地面につかなければ、セーフなのだ。
転んではいない。転んだカウントにはならないのだ。
そんなときは、職場や家族に
「今朝、危なかった。転ぶところだったけど、ギリセーフ」と、転ばなかった自慢である。

今年の仕事はじめから、車通勤から徒歩通勤に変えた。
雪による道路の渋滞や車の雪下ろしのストレスから解放された。
空をみたり、英語アプリを聴いたりしながら歩いている。

今日の帰宅は、同僚と一緒だった。
別れ際に、
同僚「暗いから、気をつけてね。後ろから見たら、おばさんだってわからないから、襲われないようにね」って、心配しているんだか、けなしているんだか。
私「襲われる心配よりも、滑って転んでも、見つけてもらえないかもしれなくて、そっちの方が心配だよ」
同僚「それもそうだね、雪で車から見えないよ。誰も歩いてないし。転ばないようにね」

歩いているのは大きな通り沿い。
市内をつなぐ環状線で、交通量は激しい。
通勤路は、専門学校や中学・高校と、学生さんが多いので、夕方以降は歩いている人が少なくなる。
しかも、車道と歩道の間には、私の背を越す雪の壁がある。
当然、車道を走る車から、私の姿は見えない。

転んで倒れていたら、誰かが通りかかるまで見つけてもらえない。
冬に外で転ぶと、地面が凍っているので転んだだけでも骨折することがある。凍った地面に頭をぶつける危険もある。
外で転んだまま倒れていると、体温を奪われて、低体温になってしまうこともある。
低体温症と聞くと、冬山登山のイメージだが、北国では街中でも起きてしまう。
今は意識さえあれば、スマホで連絡が取れる。
同僚と話をしていて、スマホはすぐに取り出せるところに持ち歩いておこうと思った。

ちなみに、今シーズン、まだ転んでいない。
ギリセーフを繰り返している。


今朝の空



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