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独断と偏見的2024年映画のマイベストテン

今年もベストテンの季節が来ました。

映画編からの紹介です。

今年も200本以上は観てますが、総てDVD鑑賞です。

そして観た順に紹介しますので順位ではないです。

①小さき麦の花/リー・ルイジュン監督 純愛などという言葉などフィクションの世界でも嘘くさく感じる現代。こんなにも相手の事を想う二人の小さな幸せに泣けます。

純愛など存在しない時代に咲いた真実の愛の映画(「小さき麦の花」 リー・ルイジュン監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

②THE KILLER 暗殺者/チェ・ジュフン監督 普段は普通の人物として暮らす謎多きクールな暗殺者が、成り行きで何処にでも居そうな女子学生を救う物語。主演のシャン・ヒョクと監督のコンビは最高です。

久々に痺れたぞ!(「THE KILLER/暗殺者」 チェ・ジュフン監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

③ベイビ~わるきゅーれ2/阪元裕吾監督 今年一年はこの映画の為にあった気がする。TVドラマ化もされ、現在最新作の映画上映中。私だけでなく、世間も遅れてこの映画の良さに気づいた一年。ゆるい日常と本格的アクションシーンの対比が素晴らしい。

どんどんシリーズ化希望!(「ベイビーわるきゅーれ2」 阪元裕吾監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

④LOVE LIFE/深田晃司監督 大好きな深田作品ですが、矢野顕子の歌がベースになった映画。深田さんらしい少し毒のある展開には唸らされます。

矢野顕子の歌が元の映画(「LOVE LIFE」 深田晃司監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑤SIS 不死身の男/ヤルマリ・クランガー監督 今年前半はアクション映画に嵌った気がします。その中でも一番強烈な主人公が今作のジジイ!シンプル・イズ・ベストのフィンランド映画です。

シンプル・イズ・ベスト最高!(「SIS 不死身の男」 ヤルマリ・クランター監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑥キリエのうた/岩井俊二監督 どんだけ歳とっても岩井ワールドは変わらず。そして主演のアイナ・ジ・エンドの存在感にヤラレマシタ。広瀬すずが脇役に感じたくらいです。音楽も最高でした。

岩井監督晩年の底力(「キリエのうた」 岩井俊二監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑦ちひろさん/今泉力哉監督 これまた大好きな今泉監督作品。主演の有村架純がお色気満載の演技をして女優として一皮むけた作品だと思います。脇を固めた役者たちの演技も素晴らしかった!

可愛いだけからの脱却(「ちひろさん」 今泉力哉監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑧別れる決心/パク・チャヌク監督 問題作ばかりのパク監督の話題作。途中までは監督の割には普通の映画だなと思ってたら、どんどんらしさ全開に。ただ二回観ないと良さが分からなかったのは賛否あるかな?

二回観ないと良さが伝わらなかったけど傑作(「別れる決心」 パク・チャヌク監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑨ソウルメイト/ミン・ヨングン監督 デレク・チャン監督の香港映画の韓国リメイク。流石に本家には敵わないけど、元々の作品が良いので今作も素晴らしかったです。

やはり本家には及ばなかったけど(「ソウルメイト」 ミン・ヨングン監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

⑩ポトフ/トラン・アン・ユン監督 (青いパパイアの香り)(シクロ)のトラン監督が、名優ジュリエット・ビノシュを使い取り上げた美食の物語。相変わらずの映像美は流石でした。

食の好みこそパートナーに一番大事な事(「ポトフ 美食家と料理人」 トラン・アン・ユン監督」) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

以上がマイベストテンです。

今年は日本含めてアジア映画が良かった。

そして全体的に映画は小粒の印象でした。

ベストワンを選ぶとしたら(小さき麦の花)です。

泣けます。

そして相手を思いやるという大事な事を気づかせてくれる映画でした。

明日は小説編UPします。


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