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トップガンやフットルースは本当は持ち味ではない
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第44弾!
「OUTSIDE FROM THE REDWOODS」 Kenny Loggins
1993年発売
昨年(トップガン マーヴェリック)が大ヒットしたのが記憶に新しいですね。
前作からすると36年ぶりの続編でした。
私が20歳の時です(笑)
36年ぶりでもテーマ曲は変わらず、本日紹介するケニーロギンスの(デンジャーゾーン)でした。
この頃のケニーは(フットルース)も大ヒットさせて、世間的にはサントラのヒットメーカーでロックの人という認識がありました。
でも実はデビューはロギンス&メッシーナというフォーク系のデュオだったし、ヒット曲以外は結構メロウな曲も多いシンガーでした。
自身も自分の持ち味は他にあると言わんばかりに出したのがこのアコーステックLIVEアルバム。
これが実に名盤なんです。
ゲストも(What A Fool Believes)を競作して大ヒットさせた、マイケル・マクドナルド。
この当時ブレイクしていた黒人女性シンガーであるシャニース。
そしてバックにスライドギターの名手であるソニー・ランドレスです。
選曲も幅広くロギンス&メッシーナ時代から、ケニーとの共作の大名曲。
ソロの隠れた名曲たち。
そして最後にはフットルースでちゃんと盛り上げてくれます。
フットルースもアコーステックバージョンで、逆に良い感じです。
個人的にはシャニースとデュエットした二曲のメロウな曲が最高です。
一曲はデビット・フォスター作の(I Would Do Anything)、そして皆様にはトム・スノウ作(Love Will Follow)を。