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(創作芸人)医者の相方:コーナーズ(ドラマ)(※生成絵)
アキラとユウスケは原宿のカフェのテラス席で向かい合って座っている。
アキラはスマホを片手に軽くため息をつきながら、銀髪の短髪を撫でつけるように直し、時計をちらりと確認した。その向かいでは、肩まである黒髪をストレートに流したユウスケが、ちょっと申し訳なさそうな笑顔を浮かべて椅子に腰を下ろしたところだった。
「……で、30分遅刻した理由は?」
「いやぁ、患者さんが無事に引退したんだよ。元気に退院してね、それでお祝いしてたら少し長引いちゃってさ。」
「患者の引退ってなんだよ。普通『退院』じゃないか?」
「ほら、患者としてのキャリアを終えるわけだから、立派な引退だよ。患者生活卒業!」
「まあ確かにそんなキャリア、誰も積みたくないしな。で、何でお祝いまでしてるんだよ。」
「いやー、その患者さん、90歳なんだけど、病院の中でダンス踊ってたんだよ!『まだまだ踊れるぞ!』って言って。」
「それはめでたいけどさ、普通そこで終わりだろ。何でお祝いまで延長戦なんだ?」
「それがさ、スピーチまで始まって『先生のおかげでここまで生きてこれました』なんて感謝されたんだ。」
「……感謝されるのはいいけど、それで遅刻して良い理由にはならないからな。」
「そこで終わらないのがポイントで! その後、一緒に退院祝いのケーキ切ったら、僕がクリームだらけになっちゃって。」
「……お前さ、本当に医者なのか? 芸人のエピソードにしか聞こえないんだけど。」
「ははっ。で、そのクリームだらけの僕を見て、患者さんも家族も大笑いしてくれたんだよ。それで、みんなで笑顔でお別れしたっていうハピエン!っていう」
「まぁ、聞いてる限り悪い話じゃないけど……とりあえず、次は遅刻しないようにな。」
「わかってるって。今日はお詫びに、このカフェのスイーツ、僕が全部おごるから!」
「……ならいっか。けど、次も遅刻したらネタの罰ゲームだからな。」
そんな二人のやり取りを聞きながら、周りのカフェの客たちも思わずクスッと笑みを漏らしていた。漫才を思わせる二人の軽快なやり取りは、日常の中でちょっとした癒しと笑いを届けてくれるものだった。
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・GPT4に書いてもらって多少修正しました